巨人の星(青雲編)第42話「怒りのやみうち事件①」 | 野球侍SAKIのブログ

野球侍SAKIのブログ

ももクロの夢はモノノフの夢

甲子園の決勝戦で宿敵花形にサヨナラホームランを
打たれ、敗れてしまった飛雄馬
しかし花形は、血染めのホームランボールを見て
飛雄馬の爪の負傷を知る
花形は、本当の英雄は爪を割りながらも
最後まで投げ抜いた飛雄馬だと観客たちに
知らそうとするが、飛雄馬は先輩の小宮に
恥をかかすまいと、それを止める
帰郷した飛雄馬は、紅洋に負けた事で
巨人の星の夢が遠ざかり、父一徹をがっかり
させるのではと悩んだが、伴が一徹に全てを告げ
一徹は飛雄馬を労うのであった

 


今回は第42話「怒りのやみうち事件」です
この回は、またしても飛雄馬が冤罪事件に巻き込まれ
しかも結果的にはシャレにならない事態に(iДi)

 


大会終了後も伴会長の怒りは収まらず
教職員全員を集めて緊急会議

 


「わしはあんな大恥かかされたのは初めてじゃ!
よりにもよってあの花形のバカ息子に
こんにちわ・・・いやサヨナラホームランを
喰らうとはムキーッ

 


会議室の外で聞き耳を立てる新聞部の三島
「なんか伴会長荒れてるぞ。。。汗

 


「そもそも悪いのは、あの日雇いの倅・・・
何と言いましたかな・・・そう、星!
全ては星の責任ですよ」

 


「うむ・・・全くじゃ!
最後までノラリクラリと遅い球を投げ続けよった
わしに恨みでもあるのかのう・・・むかっ

 


「そもそもなんであんなピッチャーに投げさせた
のかが問題ですな!
元々エースだった小宮はどうしたんですかな?」

 


負けたとはいえ、全国大会で2位の準優勝を
果たしたのに、この仕打ちにはさすがに
我慢できなくなった天野部長兼監督

 


「みなさん!野球部の選手たちはみな
よく頑張りました
全ての責任は私にあります!!」

 


「伴会長!」
「な・・・なんじゃ天野君(・Θ・;)」

 


「今日限りで監督を辞任いたします!」
辞表を叩きつける

 


「お・・・おい、天野先生監督辞めるぞ・・・ガーン
こりゃ大スクープだ!」

 


「みなさん!みなさんは負けた負けたと
仰いますが、我々は甲子園で準優勝ですぞ
決して恥ずかしい成績じゃありません!!」

 


「それに甲子園で決勝まで行けたのも
星の力投があってこそです!
それがなければ無名の青雲高校は、おそらく
地区予選の一回戦で負けていたでしょう」

 


「そんな事はどうでもいいのじゃ!
わしは花形のとこのバカ息子に打たれて負けた事が
問題じゃと言っとるんだよむかっむかっ

 


「甲子園で決勝に行こうがどうしようが関係ないわい
あんな大恥を全国に晒すのなら
いっそのこと地区予選の一回戦で負けた方が
よほどマシだったわい
ムキー

 


「天野君、この責任は君のクビが飛んだくらいでは
話にならんのじゃむかっむかっむかっむかっ

 


「ち・・・地区予選の一回戦で負けた方が
よかったですって!?
伴会長は本気で仰ってるんですか汗

 


「本当だ!伴会長の言い方は酷過ぎるっ!!」
盗み聞きの三島たちも伴会長の暴言には
怒りをおぼえた

 


「辞表だと!?
こんなもんでわしの腹の虫がおさまると
思っているのかね」

 


「じ・・・じゃあどうしろと仰るんです?」

 


「解散じゃ!
今日限り野球部は解散!!」

突然解散宣告をする伴会長

 


「か・・・解散!?酷すぎるっっっえーん

 


そんな事とは知らない飛雄馬と伴
早くも来年の甲子園出場を目指して練習を開始

 


「来年こそは、今年の借りを返してやるぞ!」
飛雄馬もやる気満々だったが・・・

 


「たたたた・・・・大変だぁぁぁぁっ!」

 


「やあ三島さん、どうしたんですか慌てて
俺たちの事なら心配いらないですよ
今年は負けたけど、来年こそは青雲に優勝旗を
持って帰りますよ(^▽^;)」

 


「い・・・いや、それどころじゃないんだ・・・滝汗
「えっ?何かあったんですか」

 


「うん・・・実はね・・・・・」
飛雄馬たちの意気込みにさすがの三島も
野球部解散を知らせるのに躊躇する

 


「あ、ごめん・・・・・いいんだ
君たちは練習を続けてくれ
邪魔して悪かったね、、、、」

 


そこに新聞部のやつが原稿を見せに来る
「三島さん野球部解散の原稿これでいいですか?」
「バ・・・バカっ!!」

 


「ええっ、野球部が解散!?
それはどういう事ですかガーン

 


「い・・・いや・・・それは・・・・あせる

 


新聞部員の持ってきた原稿をひったくって読む飛雄馬
「伴PTA会長は、花形に打たれて負けるような
チームなら地区予選の一回戦で負けた方がマシと発言
こんなチームはいらんと野球部解散を宣告・・・」

 


「そ・・・そんなっ!
地区予選の一回戦で負けた方がマシだなんて
酷すぎるっ!!」

 


「い・・・いや、でもそこに書いてある事は
事実なんだよ・・・野球部は今日限り解散だって
伴の親父さんが・・・」

 


「ううっ、あんなに頑張って甲子園の決勝まで
行った結果がこの仕打ちかよ」

 


「うぬぬぬ、なんて人だ
あのクソPTA会長めっ
ムキー
牧場も憤りを隠せない

 


「お・・・おい牧場ぁ・・・・」
突然駆け出して行った牧場
この後の牧場の行動が更に事態を悪化させるとは
まだ誰も気づいていなかった

 


「うぬぬぬぬぬぬ、あのクソ親父め!
こうなったら全ての事を話してやるまでじゃ」

 


「す・・・全ての事ってまさか
爪の事を話すつもりなのか・・・伴っ!」
「そうじゃ!そうしないとあのバカ親父の目は
醒めんだろうからなむかっ

 


「それだけはダメだ伴っ!
男が一度決めた事を、君は無駄にするのか」
「じ・・・じゃがのう星・・・」

 


「頼むっ!それだけはやめてくれ!!」
「星ぃ、このままだと野球部は解散なんだぞい滝汗

 


「お前は俺の父ちゃんの言葉を忘れたのか」

 


『友情のかぐわしい花は美しい』

 

『だがこれからが難しいのだ!』

 

『男が一度言わぬと決めた事を少しでも曲げたら
美しい花もこうなってしまうのだ!!』

 


「俺だって、君の前だが今ほど君の親父を
ぶん殴ってやりたいと思った事はない
しかし、何があっても爪の事は言わないと誓ったんだ
その気持ちは理解してくれ!!」
「し・・・しかしのう星・・・」

 


「それにしても甲子園で準優勝したのに
解散は酷いよな、、、しかも地区予選の一回戦で
負けた方がいいなんて、暴言としても酷すぎる」

 


野球部解散の噂は瞬く間に全校に知れ渡った

 


フラフラと校門から出て来る牧場
「あれ?牧場君やおまへんか
もうお帰りでっか∑ヾ( ̄0 ̄;ノ」

 


マネージャーの千場はこの時初めて野球部の解散の
事を知らされる
「えーっ、解散って・・・そらまたせっしょうな笑い泣き

 


そして夕方になって、天野の口から
野球部員たちに正式に解散の事を告げられた

 


「諸君、こんな事になって本当にすまない。。。
みんな私の力不足のせいだ( ´(ェ)`)」

 


「そ・・そんなぁ・・・来年こそは甲子園で優勝
できると思ってたのに、、、」
ちなみに副主将の岡部はまだ2年らしい

 


「みんな、最後に青雲の応援歌を歌って
終ろうじゃないか!」
って、そんな場合なのか天野・・・・汗

 


しかし野球部員たちは、正直に歌いだす
♪おーれたちは青雲健児だ
♪グラウ~ンド荒れる嵐の日ィでも~

 


やるせない気持ちの飛雄馬だけは歌わない

 


そのままグラウンドから走り去ってしまうのだった

巨人の星(青雲編)第42話「怒りのやみうち事件②」
につづく

 

ま、それにしてもなんだね

伴の親父ってサイテーのやつだよな・・・

 

完全に学校を私物化

逆にこっちの方が問題だと思うのだが汗

 

まあそうなるわな(^o^;)