高校進学を決めた飛雄馬だが、家計の苦しさから
なかなか進学希望届の提出に踏ん切りがつかない
そんな時父一徹から「お前の進学先は青雲高校だ」
と勝手に決められてしまう
気になって飛雄馬は自ら青雲高校に出向くが
そこは飛雄馬の生活環境からかけ離れた
金持ち家庭のボンボンの通う学校だった
文句を言う飛雄馬の前に父一徹は預金通帳を見せる
そこには日雇い労働で貯めた多額の金が
預金されてあった
一徹の親心に応えるため必死に受験勉強に励む
飛雄馬は模擬試験で学年4位の成績を上げる
「わ・・・わかったよ
次は父ちゃんの希望通り1位になるよ」
机に向かう飛雄馬
「何をしとるんだ飛雄馬・・・・
これからピッチング練習だ!」
「別にこの間の仕返しに来たわけじゃねーぜ
お前の左腕をちょこっと俺たちのために
使ってもらいてえんだよ」
「バカかお前!
少しはマトモな職に就いたらどうなんだ
俺はこの左腕を変な事には使わないっ」
「へっへっへ・・・いう事聞かねえなら
聞けるようにしてやるぜ」
「星君、この間の借りはこれでチャラだよ」
このエピソードで花形は関係ないはずなのに
無理やり出演(^o^;)
今見ると物凄く違和感がある・・・
つぎはぎだらけの制服を見た他の受験生の
親たちは何やらヒソヒソ
「お父さん、飛雄馬に着いて行ってあげればよかったのに」
「バカモン、そこまで面倒見れるか!」
とは言いつつ、やはり心配でソワソワする一徹に
苦笑いする明子
かわりに何故か花形が飛雄馬の受験を見守るw
何度も言うがこのエピソードに花形いらないから
「まあ、なんザマスあの子・・・」
「入試受ける学校間違ったんじゃないかね(笑)」
飛雄馬のみすぼらしい格好にいちいち陰口叩く
バカ親たち
ヒゲのPTA会長というのは、言うまでもなく
後に飛雄馬の親友でバッテリーを組む
伴宙太の親父である
「荒川区?川堤中学だと・・・知らんなあ
どんな中学なのだ」
いきなり伴の親父の毒舌攻撃が始まる
「荒川区の下町にある貧乏中学ですな」
「そんなドブ臭い学校のやつがなんで天下の名門
青雲に来るのだ!?けしからんな」
「しかし面接で継ぎのあたった制服とは
珍しいもん見せてもらったわい、ガッハッハ」
『なんなんだこいつら・・・モロ差別やんけ』
少しキレかける飛雄馬
「んで、親は何をやっとるんだ?」
「えーと、願書の資料によりますと従労働者ですな」
「なんじゃそりゃ」
改めて父の職業を聞かれた飛雄馬
「父ちゃんは・・・父ちゃんは・・・・
日本一の日雇い人夫ですっ!!」
「ひ・・・日雇いってつまり
ド○タの事かね(゚ ▽ ゚;)」
「いやいやスマン、職業にあれは卑しい
これは尊いって差別はいかんよね( ´,_ゝ`) プッ
しかし日雇いの子が青雲受けるなんて前代未聞だよ」
受けた屈辱に怒りで体が震える飛雄馬
「笑いたければ笑え!
うちの父ちゃんは日本一の日雇い人夫だ
うちの父ちゃんは日本一の日雇い人夫だ
うちの父ちゃんは日本一の
日雇い人夫だ
何度でも言ってやるぜ」
※再放送ではここの部分のセリフが全て無音と
なっていた
いやぁ・・・このエピソードねえ・・・
今なら完全に放送禁止だよね(゚_゚i)
特に終盤の伴の親父のセリフ、、、
当時の視聴者はどんなふうにとらえていたんだろう
ちなみにこの青雲高校
競争率は驚きの15倍
つまり15人に1人しか合格しないうえ、裕福な
家庭の子供しか入学させない決まりらしい
実際当時そんな学校あったのかどうなのかは不明
またアニメにはなかったが、原作の一徹親父は
この時病に倒れてしまい、事実上は無職であった
何故かアニメにそのシーンはなかったのだが
この次の回ではしっかり寝込んでいる(苦笑)
あと学校の理事長でも校長でもない
PTA会長の伴の親父がなんで偉そうにしてるのかと
言うと、息子宙太のために多額の寄付金を積んで
学校方針を思いのままにしているからである
伴の親父は青雲では事実上理事長より偉いのだ