侍ジャイアンツ第15話 | 野球侍SAKIのブログ

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ももクロの夢はモノノフの夢

中尾二軍監督から、巨人が必要としてるのは蛮で
自分は事実上の蛮の世話役扱いと知らされ
ショックを受けて、自殺を考える八幡先輩
しかし蛮の命がけの友情に心打たれた八幡先輩は
蛮のために裏方に徹する事を決意するのだった

と言うわけで今回は第15話
「飛騨の怪童凄い奴!」を解説していく

今回は蛮の2人目のライバル、あの大男が登場する(^▽^;)

蛮の世話役を任された八幡先輩は、当面の
課題として蛮のノーコン克服をどうするかを
思案していた

そんな時、蛮が凍りついた溜池ですっ転ぶのを見て
何かをひらめくひらめき電球

早速"ある特訓"のために、蛮を連れて
飛騨の山奥へと向かう

ボンネットバスだぜ(笑)

やっと到着(;´Д`)

目指す「練習場」に向かう二人

目の前に大きな木が倒れてる

 

それを乗り越え、たどり着いたのは凍った湖

氷の上というバランスの取りにくい場所で投げれば
下半身が鍛えられ、更に力みもなくなるという
発想の練習のようだ(^_^;)

最初はバランスを崩して転倒しまくる蛮だったが

日暮れになる頃にはしっかりストライクが

取れるようにまでなった

 

だがその様子をそっと見ている謎の影

 

練習を終えて小屋に帰ろうとする二人

 

 

「あれっ、来るときにあった倒木がないぞ!」

細い枝を取り除いた形跡がある
誰かが持ち去って行ったようだ

「おいっ、なんじゃこの足跡はっ!?」

残された巨大な足跡にビビる八幡先輩
「あんな大木を抱えて持ち去ったとしたら
人間じゃあないぞ・・・雪男じゃないのか」

 

だがその「雪男」は、やがて蛮の前にその姿を現す叫び

 

練習中森の中から聞こえる木を切り倒すような音

「おーい、雪男かぁ?出てこいこのヤロー」

蛮は音のする方にボールを投げつける

すると何者かがそれを打ち返してきた

そのボールは、何かで真っ二つに斬られていた


 

「な・・・なんだこれ」
驚く蛮と八幡先輩

そこに現れた大きな影

なんだこのデカイの!
これでも人間なのか!?

この大男の名前は大砲万作
この地方で木こりをやってるらしい

ちなみに原作の八幡先輩は、最初に大砲を
目撃した時の印象をこう語っていたw

 

 

真っ二つに割れたボールも大砲が
斧で打ち返したものだった

しかも大砲は蛮に野球での勝負を挑んで来た

八幡先輩はこの勝負に反対する
あんな得体の知れない怪物と対決しても良い事は
何もない
それに怪物と言っても相手は素人、万が一負けたら
プロの投手としての経歴にも傷が付くと言うのだ

 

「そんな事はどーでもいいんだよ
あのヤローがデカイのが気にいらねー」
デカイものには本能的に燃える蛮ちゃん

その頃、蛮たちのいる小屋のそばで遭難しそうに
なってるやつらがいた

こいつらどうやらマスコミらしい

蛮たちの小屋で救助された彼らは、なんと
蛮を探していたようだ

「なんで探してたって、新聞読んでないんですか?」
「ああ、こんな山の中じゃ新聞来ないかw」

新聞を手渡される蛮

そこには大砲と蛮が対決する事が書かれている!
しかも大砲はドラフトで中日に指名された
選手だという

中日新監督の与那嶺監督から、蛮との対決に勝てば
契約金2倍にすると約束したらしい
「あんのヤロー、ふざけやがってーむかっ
怒る蛮

 

対決の場所には、その与那嶺監督の姿もあった
ちなみにお供の36番と24番の選手は、この当時だと
36が白滝政孝という外野手
24は氏家雅行という投手だ

 

勝負は、一打席で大砲が正面の山の斜面に打球を
叩きこめば大砲の勝ち、それ以外は蛮の勝ち


いよいよ勝負開始(`・ω・´)

しかし大砲の狙った場所の途中に1本の木があり
それがじゃまだと、いきなり大砲は
斧を投げつけた

木は一瞬で斬り倒される

「なんなんだあいつは・・・・」
さすがにビビる蛮

ツーストライクからの3球目を打つ大砲

しかし、氷上で鍛えた蛮の球威に大砲のバットが押される

しまったっ打ち損ないです!

打球は高く舞い上がり、大砲の切り倒した木の
切り株に落下、何故かそのまま木は縦に裂けた

わしの負けですっ、、、、
突然土下座する大砲

 

い・・・いや、打たれた瞬間さすがの俺もビビったぜ
またプロで勝負しようや

というわけで、めでたしめでたし(苦笑)

第16話につづく

 

まあはっきり言って、この大砲とのエピソードは
アニメ版のはかなり適当で、原作での一連の
駆け引きの方が面白い( ̄_ ̄ i)

大砲との初対面は、氷上での蛮のコントロール
改善でやってきた飛騨で偶然出会ったという
設定なのだが、原作では蛮と八幡先輩が
飛騨に来た理由は全く逆だ
蛮の特訓よりむしろ、打者としての可能性に賭けた
八幡先輩のための特訓なのである

 

また中日が大砲に注目したきっかけは
アニメとほぼ同じだが、アニメではスカウトなのに
対し、原作は与那嶺監督自身が大砲を発掘している

原作の大砲は、アニメよりかなりビッグマウスで
自信満々でプロ入りしている

1年目から代打専門で、猛威を振るい各チームの
投手を次々と打ち砕いて行くのだ

蛮もまた、プロ入り初対決では大砲の豪打に敗れ
クロスプレーでホントのKOを喰らってしまう(。>0<。)

だがこの時、蛮は異様なまでに打倒大砲に燃える
かって梶原作品のライバルキャラが吐いたセリフを
そのまま大砲にぶつけて大砲を逆に不安に突き落すのだ

 

その迫力には、川上監督すら驚く

蛮は大砲の打席のフィルムを何回も見て研究

ついに大砲の弱点を見つけ出す

 

そしてついに再戦の日が訪れた
中日のチャンスで代打大砲

この時巨人のマウンドにはエースの堀内

川上監督はすかさず、リリーフに蛮を送ろうとするが
なんと堀内が降板拒否

これには川上監督も困惑するが、ここで蛮は
思わぬ行動に出て堀内を納得のうえ交代する

なんと打倒大砲の秘策を堀内に教えるのだ

さすがの悪太郎堀内もこれに感激し
蛮にマウンドを譲った

蛮の思惑通り、大砲は蛮の前に無様な三振

大砲は実は、木こりの時に毎日斧を振っていた位置
外角低目以外は全く打てなかったのだ(爆)
他のチームの投手が、「さすがに打ちにくい
外角低目は打てんだろう」と投げてたコースが
大砲が唯一長打を打てるコースだったのだ

 

そしてここから先が凄いのだが、川上監督は
その秘密を試合終了後のヒロインで暴露させてしまう

だがここでようやく蛮は川上監督の考えを知り
呆然とする

この日、勝負の世界の本当の怖さを知った蛮ちゃん

この後蛮は、帰宅途中の大砲を見つけ

「お前の欠点みんなマスコミにしゃべってゴメン

明日からのお前の事考えると同情するわ」と謝罪したら

「わしを舐めんなーむかっとド突かれたのだった(^o^;)