復縁したい人の中には別れてしまった相手に対して、(付き合っている時に)過去～してあげたから、という理由で関係性を戻す事を望む又は関係性を戻す事を要求するという人がいらっしゃいますが、本気で復縁したいのであればこの考え方は改める必要があります。
何故かというと新しい関係性を築くという復縁という事態において過去の話を持ち出して関係性の継続を求めるというのは自分の中で当然という思いはあるかもしれませんが、相手からすればその事実を踏まえた上で別れを選んでいる訳ですから終わった話を持ち出されているとしかならないからです。
誤解がないようにお伝えしておきますが、相手はしてもらった事に対して恩義も何も感じていない訳ではありません。
してもらった事はしてもらった事として感謝はしているが、それも踏まえた上で関係性の継続が難しいと判断した上で別れを選択しているのです。
例えば、病気療養に付き合った、生活が苦しいときに援助した、相手に対して金銭を渡していた、仕事を紹介した、などをしてあげたというのであれば間違いなく相手は恩義に感じているでしょう。
けれどその事実を踏まえた上で相手は別れるという選択をしたのです。
その状態で自分は、私は、～してあげたんだから関係性を切るのはおかしい、してあげた分はきちんと返したもらわないと、というのであればもうそれは恋愛ではなく契約のようなものになってしまいます。
中には相手が戻ってくれるならなんでもいいという理由で過去のしてあげたことを並べ立て復縁を要求している人もいますが、それも既に恋愛ではなく脅迫に近いものになってしまいます。
復縁を恋愛として考えるのであれば一度終わってしまった事を認めて新しい関係性を築くことを考える必要があります。
過去にしてあげたのだからという理由で関係性の継続を求める事を復縁だと考える人は、それでは相手は逃げていくばかりなので考え方を改める必要があるのです。
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