してしまった事に対しての加害者の意識は終わった事、過ぎた事、です。
しかしされたことに対する被害者の意識はいつまで経ってもされた時のままです。
大げさに言ってしまえば人にけがを負わせた人にとってはその罪を償ったり、その怪我が治ったりすれば終わった事となりますが、けがを負った人にとってはその時の恐怖や痛みは消える事は無いという事です。
この被害者の意識に対してどう対処するか、という事が加害者が一番考えなければならない事ではないでしょうか?
相手に対して悪い事をしてしまって別れてしまって復縁を望む人は、こういった事実をもっと真剣に捉えなければなりません。
例えばDVをした人、モラハラをしていた人、よく相手に怒っていた人、子供にきつく当たっていた人、の話を聞くともうしないという意識があればいいと考えているようで、してしまった事に対する反省が見えない事が多々あります。
二言目には過ぎた事です、何年か前の事です、その時に話して終わりました、等言われますが、相手もそう思っているのであれば今別れる話になっていない、と気付かないのでしょうか?
結局自分の事しか考えておらず相手の気持ちなんて全く考えないからこういった考え方が出てくるのです。
はっきり言ってしまえばされた側の気持ちに寄り添えない人を許そうという気持ちになる人なんていないのです。
だいたいそういった状態の人の、反省している、繰り返さない、って一体何なのでしょうか?
相手からすれば全く反省なんて感じないですし、繰り返さない要素なんてどこにもありません。
だったら復縁なんて出来る訳が無いとは思わないのでしょうか?
復縁したいと言いながら相手に対してしてしまった事への反省が全く足りていない人というのは復縁したい人の中には多いです。
それでは復縁出来なくて当然ではないでしょうか?
にもかかわらずこういった人は、自分の意識がおかしい、自分の考え方がおかしい、と気付く事も無いのです。
相手に悪い事をして別れてしまった人はもっと自分自身のおかしさについて真剣に考えなければならないのです。
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