復縁屋に来る恋愛相談の中には少し理解しがたい事を言われる方がいらっしゃいます。
そしてそういった人はすべからく自身が理解しがたい事をしている自覚症状がありません。
はっきり言って相談者、その相手、誰も幸せになる事が無いどころか嫌な気持ちになる人が発生してしまうので今回はその点に触れてみたいと思います。
男性の方でお付き合いしたい女性がいるという相談でした。
話を聞くと知り合いなどではなく通勤の電車で見かける方が気になるという話でした。
ここまでであれば接点を作る出会い工作をすればいい話ですが、相談者は電車で彼女と目が合う、彼女が自分の事が好きだ、と言い出されてしまうと話は別です。
相談者は異性と付き合った事は無く、異性から告白をされたことも無く、全くモテる対応ではありません。
モテないタイプどころか今のままでは誰とも付き合うことは出来ないだろうという感じです。
服装、見た目、会話、考え方、そういった点から改善していく必要がある人が、相手と両想いであると勘違いしていればつける薬はありません。
また女性の方でお付き合いしたい男性がいるという話でした。
バイト先の人を好きになったという事でした。
ここまでであればその相手に特定の人はいるのか、その相手の好きなタイプなどを調べて上手くアプローチしていく、という方法があります。
けれどその方は相手に告白して断られて、そこからしつこく連絡をとって相手から連絡を拒否された、との事でした。
この状態であまりストーカーのような事をしたくないので徐々に仲良くなっていければいいと思います、とか言われるのです。
既にやっている事は相手が嫌がっている訳ですからストーカーと変わらないですし、相手が完全に拒否してきているのに徐々に仲良くなるという発想はどこから出てくるのでしょうか？
恋愛したいのであれば最低限現実を見るべきです。
自分がどういったタイプの人間なのかを自覚する必要がありますし、自分が相手からどう思われているのかを自覚する必要があります。
それが出来ず自分に都合の良い事ばかりを考えている人は、自分の過去を考えるべきです。
異性とお付き合いしたことが無い上に友人も少ないのではないでしょうか？
その時点で答えは出ているのです。
人と恋愛したいというのであれば最低でも普通の人にならなければならないのです。
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