別れさせ工作が公序良俗に反するのかどうか、という事がニュースで取り上げられています。
実際に別れ工作も取り扱う業者として公序良俗に反していないと考えますし、公序良俗に反しないように工作を行っております。
例えば弊社では、別れたいけど別れさせてもらえない、配偶者を不倫相手と別れさせたい、という場合において別れ工作に問題はないと考えています。
しかし今回のニュースでは公序良俗に反するかどうかが争点として取り上げられていますが、依頼者にとって本当にそこが争点なのかという疑問があります。
この際、別れ工作が公序良俗に反するかどうかはその人なりの意見でいいと思いますし、司法が判断すればいいと思うのでその点には触れずに書いていきたいと思います。
今回の依頼者が求めているのは元彼女との復縁であって、それは叶っていないですし、書いてある限りの情報に基づけば仮に別れ工作が成功したとしても叶わないでしょう。
であれば別れ工作が公序良俗に反するかどうかが問題なのではなくこの依頼者が復縁出来ない事が問題なのではないでしょうか?
その上で自分の思い通りの結果を得られないから金銭を払いたくない、という問題ではないでしょうか?
むしろ自分の思い通りにならないから気に入らない、自分の思い通りにならないから金銭を払わない、そんな考え方をしている人のお付き合いが破綻してしまうのは当然ではないでしょうか?
その上でそういった考え方をしている人が復縁出来ないのも当然ではないでしょうか?
不満があれば責任転嫁する、自分の問題には一切目も向けない、というのは工作云々関係なく復縁出来ない人の典型的なパターンです。
取り上げられているのは別れ工作が公序良俗に反するかどうかですが、当社が取り上げたいのは、この依頼者が復縁出来る可能性が無い人であるという事です。
確かに復縁の可能性が無い人に別れさせれば復縁出来るかもと錯覚させたことについては依頼された探偵社に問題はあるかと思います。
復縁出来ない原因もしっかり説明する必要があったと思います。
しかしあくまで今回の話は控訴したという話であって、実際の今年1月の大阪簡易裁判所の判決は「新しい彼氏の二股行為で愛想を尽かせて交際を終了させるか否かは、元交際相手の女性の意志によることになる。そうすると、公序良俗に反するとまでは言えないというべき」というものです。
この話に関しては依頼者にも探偵社にも問題があると思います。
一つだけ救いがあるとすれば、対象者の女性がこの依頼者と別れる事が出来ているという事とすぐにほかの女性になびくような彼氏と別れる事が出来ているという事です。
この女性にはいい人を見つけて次はいい恋愛をしてもらいたいと思います。
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