人は物事を自分から見て正しいかどうか判断します。
そのこと自体は普通の事であり何か問題があるという事はありません。
しかし同時に他の人もその人から見て正しいかどうかで物事が正しいかどうかを判断しているのです。
その見方は同じであるかもしれないですし、違うかもしれません。
環境、立場、年齢、慣習、文化等見え方を左右するものはいくらでも存在します。
それであれば自分の見方の正しいと他の人の見方の正しいが違う事があったとしても何の驚きもありません。
こういった結果から言えば、自分から見て正しいのであれば正しいのでしょう。
そしてそれと同時に誰かが見て正しいのであればそれもまた正しいのでしょう。
しかし復縁相談を聞いているとそういった人によって違うという感覚を理解出来ていない人がいます。
そしてそういった人は人によって違うという感覚を理解出来ていない事が別れてしまった理由になってしまっています。
自分の感覚がすべてであり自分一人だけが全て正しいなんてことはあり得ないのにそれを相手に押し付けてしまっている事をおかしいと思える感覚が欠如しているのです。
それは即ち人の気持ちを考えないという事であり、相手の人格を尊重しないという事であり、別れてしまうのは当たり前の事ではないでしょうか？
自分には自分の考え方があり、相手にも相手の考え方があります。
それはそれぞれを尊重すべき事柄であって否定すべき事柄ではありません。
自分の考え方を否定されるいわれはないですが、それと同時に人の考え方を否定する権利は誰にもないのです。
しかし復縁したい人はどうでしょうか？
相手の考え方を尊重するのではなく相手の考え方を否定してその上自分の考え方を押し付ける、という事しかしてきていません。
それは人間関係を築こうとすらしていないと言えるのではないでしょうか？
そんな人と付き合っていこうと思う人などいるのでしょうか？
復縁したいと望むのであれば個々を尊重するという当たり前の事が出来ていなければならないのです。
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