ホットヨガのLAVAに通い出した | 濃密ナチュラル、そんなオシャレマガジン

LAVA(ラバ)に通い出した。

LAVAはホットヨガスタジオの最大手。アパレルで言えばユニクロ、100均で言えばダイソー、通信会社で言えばNTT、ヨガといえばLAVAだ。

全国に400店舗以上あるらしい。そんなにあるもんだからウチから徒歩2分でLAVA,冬は寒い、身体暖めたい、サウナ好きみたいに整いたい、ということで会員になってみた。

 

とにかくスゴいのは汗。インフルエンザとかコロナの高熱で夜寝てて、汗で目が冷めた時くらい全身びっしょり汗をかく。真夏のじっとり雨の日にの昼間にクーラーいれてない部屋で1時間運動するようなもので、まあ普通はこんなとこで動きたくないけど、用意された空間だからやっちゃうんだよね。終わった後は爽快で清々しい生まれ変わった気分だ。

 

 

冷え性の僕には嬉しい環境だがいけ好かない点もいくつかある。

 

まず音楽を重視したクラスがあるのだけど、その音楽が好みじゃない。希望の光でいえ~~い、ここで壮大な決めポーズ!!って感じの狙い済まされた感じがちょっと引いちゃうんだよね。ゆずの栄光の架橋へと~、とか苦手な人はわかってくれるはず。音って反骨精神で作られてて欲しいよ。

 

数字だらけな点も気分下がる。ポスターが店の中にいっぱい貼ってあって、その内容が「このサプリ65%オフ!」とか「4個8点15000円 30%オフ」とか。ロジカルな計算とかから離れる方向にいけるヨガの良さと真逆の環境が、受付、廊下、更衣室、おいおい、トイレにもシャワーにも数字だらけかよ、萎える。クラスを受けるスタジオの中に数字がないのは救いだ。まあ物販で稼いでも良いか。その分、立地のいいところに店舗あるのは嬉しいな。

 

同じプログラム名のクラスに行ったら違う先生でも全く同じポーズをやるんだね。今は入会したてだからいいけど、これ真面目に先生のいうことだけ聞いてたら飽きちゃうだろ。ヨガ慣れている人は「今日は後屈の時にかならずお腹の力を入れっぱなしにしよう」とか「不安定なポーズの時に目を閉じてみよう」とかすればマンネリを避けられるかもだけど、初心者から中級者になりたての人は「ああ、またこの流れかよ」って絶望こないか心配。

 

クラス終わった後は次のクラスのためにすぐ出なきゃいけない雰囲気で先生が出口で立って待ち構えてる。みんな切り替え早すぎていつも一番最後の方に退室してるわ。死体のポーズの後でテキパキしすぎでしょ、平日朝の駅の乗り換えの人たちと同じ動きしてるわ。

 

と、まあいろいろ書いたがなんだかんだ言って気に入っている。

ヨガスタジオだと思うと上記のように不満がいっぱい出てくるけど、ヨガと都会のシステムの間をつなぐ架け橋(ああ、また栄光の架け橋、苦手な歌が流れできて辛い)だと思うとすごく便利。現実的なジムみたいな空間で、ヨガっぽいことをやる。

そりゃ絶景の南の島がいいけど近くの海でもこれはこれでアリだな、みたいな感じで。

 

とにかく家から近い、がヨガに限らず、習慣には大事だ。始まる20分前くらいからスタジオ使えるからガチな感じで自分のヨガタイムやってる。冬だけやろうと思って体験いったら最初の3ヶ月無料の1年契約やっちまったので夏の暑い日もわざわざ汗ダラダラ掻きにいく未来になってしまってる。。