夏野菜の植え付けを前にまだ寂しい畑ですが、それでも収穫がありました。
昨年のこぼれ種から大量発生したサニーレタスが、お日様を浴びて成長してきました。
ちょっと摘んだだけで、食卓がごちそうになります。
そしてこちらは冬が旬のセリですが、春先から新芽を出して美味しそうです。
摘んで食べてみるとこれまた香りが強くて美味しいんです。
夏になると硬くなってしまうので、今の内におひたしにしたり、
刻んでご飯と混ぜて
セリおにぎりにしてみました。これは友人から教えもらったのですが、主人も大のお気に入りです。これさえあれば何もいらないという程です。お塩を効かせると具は無くてもOKでした。
酢飯に混ぜたらセリちらしかな。
そんな今日の庭では、石楠花(シャクナゲ)が満開です。
実は先日までツツジだとばかり思っていましたら、石楠花だったんてすね。
pygmalionさんのブログを拝見して、教えていただきました。お花好きの前の持ち主さんが、時期をずらしながら休むこと無く花を楽しめるようにと、違う種類を植えていたんですね。
今年は少し剪定をしてあげた方がよさそうです。
今はこうして庭の木々を眺められますが、若い頃は転勤族として社宅のベランダが唯一の庭でした。その頃主人がミニ盆栽を買ったり、ひろったドングリを植えたりしたのがこんなに立派に育ちました。
子供達が小さい頃なので、もう20年以上経つ物でしょうか。
当時私は植物に全く興味が無く、子育てに追われた日々を弁解にして、主人の留守中の水遣りを忘れては叱られた思い出だけが残る、ちょっと忌々しい奴らなんです。
今はこうして、庭の木々に同化して目立たなくなりましたが、当時の主人にはせめてもの癒しの緑だったのでしょう。植木と私とどっちが大事なんだと悔し涙を流した事も
この樹形に免じて思い出にするしかありませんね。
いつの間にか咲いたサツキ。床の間にデビューさせました。気持ちを寄せてあげられなかったせめてもの償いです。