演出過剰 | ★ 茶髭の熊のブログ (^(ェ)^)ゞ

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★ 更新:【 第2木曜 】、他・随時更新。(2010年9月2日開設)  . 

大根役者という言葉があるが、

今日私が言いたいのは『大根監督』だ。


要するにどうしようもない「演出」をする監督のことだ。


特に日本の“昭和後半以降の戦争映画の演出”は酷いの一言に尽きる。


ぎゃーぎゃー、きゃーきゃーと安っぽい。


そして、すぐ泣きわめく。


典型的な演出過剰だ。


そういう演出しかできんのか。愚か者めが!!


1960年(昭和35年)位までは、日本の戦争映画も、まだ『本当の戦争』を経験した世代が出演し、脚本を書き、監督として演出していたから、“過剰な演出”は余りみられなかった。


『過不足』のない強い意志を秘めつつも抑えた演出を強く望みたい。



蛇足ながら付け加えると、私が好きなのは、

今回は戦争映画の演出を取り上げたので、「戦場もの」の中から選ぶとする。


小説なら、伊藤桂一の『抑制の利いた』戦場ものが好きだ。

現在、手に入るのは少なくなったが、「螢の河」などはまだあるようだ。

なお、戦後小説雑誌に書き下ろされた中にも、珠玉の名品があるが、現在は手に入らなくなった。


テレビなら、伊藤桂一のテレビ版のような、米国作品の『コンバット』がある。


映画なら、ドイツ作品の『Uボート』をあげたい。


これらに共通するのは、過不足のない抑えた演出だ。


“抑えるからこそ引き立つ”ことを、日本の演出家には、ぜひとも学んでもらいたい。



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