私が
人に頼ることができなかったのは、
「頼る」というと
全面的に人に寄りかかってしまうことに
感じていたから。
自分軸をもって
自分の目標に向かう中で、
自分が一つひとつの課題をクリアするために、
そのための知識やスキルを持っている方から
その習得の仕方を教えてもらう。
あるいは、
目標が同じような場合は
仲間となって協力し合う。
そういったことも
「頼る」に含まれているということが
やっとわかった
以前
大きな会社の社長さんをしている方と
お話をする機会をいただいた時、
非常に印象に残った言葉が
今、身体中に響き渡っている。
「はじめは仕事なんて
一人で出来ると思っていた。
一人でやった方が
自分の思い通りの仕事ができて、
思い通りの会社になると思っていた。
けれど一人では
どうしても越えられない壁があることに
気付いた。
それ以上会社を大きくしようと思ったら、
どうしても誰かの手を借りないといけない。
そしてそれは
自分の思い通りにするということを
手放さないとならないことだ。
他人の手を借りるなら、
自分の思い通りにはならないことも
受け入れることが必要だ。
ただそれはネガティブな意味だけでなく、
自分の想像もつかない
素晴らしい場所に到達すること、
かもしれないよ
」
」その社長さんは
会社に例えて話してくださったけど、
もしかしたら
私が人生に立ち止まっていることに気付いて
アドバイスしてくださったのかも
あの日から
心の片隅でずっと小さく響いていた言葉が
ようやく私のものとなった。
嬉しい
そして、感謝
今日も
なんとなくふんわり
生きています