うつ病相談専門カウンセラー 川田泰輔のブログ -37ページ目

うつ病相談専門カウンセラー 川田泰輔のブログ

家族がうつ病になったら、あなたは誰に相談しますか?
うつ病,メンタルヘルス,患者への接し方などのノウハウをお伝えします。


昨日のNHKの番組で
「女性のうつ」
が特集されていましたが、
その中で、俳優の萩原流行さんが言っていました。

「ちゃんとしてなくたっていいんだよ。」
「ウチなんか、掃除してないからホコリだらけ!」

その発言を受け、
萩原さんの奥さんが

「私、家事放棄してますから!」

→素晴らしい!

私のウチも、掃除してなくて、
ホコリだらけだし、とても散らかっています。

庭は雑草だらけ、
昔の子どもの自転車とかが放置してあって
言ってみれば、「プチゴミ屋敷」状態です。

でも、いいんです!

絶対頑張らない!って決めたんですから。

大切なのは清潔な生活ではなく、
ウツでも生き延びること。

娘の髪をきれいに結んであげなくても、
朝ご飯がパン1枚でもいいんです。

生きていれば。

入院していないだけでも、超ファインプレーです。

まして、朝起きて、おはよう!と挨拶できれば完璧!
100点満点で1億点ぐらいです。

世の中には、

「そうでなければいけないこと」

と、

「そうだったらいいのにな」

ということがありますが、

実は

「そうでなければいけないこと」

は、たった一つしかありません。

それは、生きていること。


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「 話を聞く 」

ということを、取り上げます。

ここでは、うつ病患者の家族が、
うつ病患者の、話を聞くという、ケースを考えます。

ご存じの方も多いかも知れませんが、
「傾聴」というものがあります。

「傾聴」では、話を聞く事に徹します。

質問したり、話題を振ったりしてはいけません。

当然意見を言ってもいけません。

「あいづち」は積極的に、
バリエーション豊富に、タイミング良く行います。

うつ病患者は、心と体の電池切れの状態ですから、
話そうと思っても、
スラスラと自分の言いたいことが
口から出てくる訳ではありません。

たまに、10分間ず~っと黙っていたけど、
話したくない訳でなくて、
どう話して良いか、考えていた、
というケースもあるそうです。

病気でない人もそうですが、

「ただ、話すだけ」

でスッキリすることも多いのです。

話は黙って聞きましょう!

アドバイスは、「アドバイス下さい」と言われてからに。

あなたが、おしゃべりしてしまっては、
あなたの大切な人は、話すことが出来ません。

ただ、ひたすら聞く。

それだけのことが、実は非常に難しいのです。


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うつ病患者の家族は、油断禁物です。

「一喜一憂しない」、

「良くなっても、必ず悪くなる時期も来る」

だから、油断するな!という意味が一つ。

もう一つは、
自分を傷つけてしまうことの回避です。

うつ病の初期から、
「希死念慮」、
「自殺願望」、
「消えてしまいたい」
「いなくなりたい」

などの感情や衝動が出る場合があります。

「場合があります」というか、「必ずあります」。

強弱、濃淡、早い遅い、などの違いはありますが、
必ず出てきます。

というか、そう、思って備えねばなりません。
もし、そうなってしまえば、「不可逆」なこと。

つまり、もう戻れない、取り返しがつかない・・・。

絶対に油断しては、いけません。

「スラムダンク」で、赤木が言ってました。
「いいか、絶対に油断するな!絶対にだ!」


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あなたは、眠れていますか?

眠ることが健康の基本です。

健康でなくなってくれば、
眠れなくなってきます。

家族がうつ病であれば、
いろいろな場面で負担が大きく、
体も当然疲れてきます。

前向きな疲れならばよいのですが、
多くの場合、
家族がウツでなければ関係なかった体のツラサ。

体が疲れて心に元気がなくなるのか、
心の元気がなくなって、体がダルくなってくるのか。

「バロメーター」という言い方がありますが、
睡眠に対し不満が出てくれば、
危険な予兆かも知れません。

うつ病患者の家族が、
うつ病になる場合がありますが、
このことに気付くきっかけは、
「体調の変化」の場合が多いと思います。

自分はうつになるかも知れず、
その場合はまず、「眠れない」という形で現れる、
ということを頭の片隅に置いておいて下さい。


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今日、(もう、昨日ですか)、
妻が、「吐き気がする」といって
ソファで寝たまま、晩ご飯が作れませんでした。

ご飯だけは炊けていましたので、
「ほっかほっか弁当」で

・唐揚げ弁当おかずだけ
・チーズハンバーグ弁当おかずだけ
・焼き肉弁当おかずだけ
・冷やしうどん×2

以上で、1400円でした。

これを、小5の娘と小2の息子で食べます。

買ってきた弁当を食べている間に、
妻は薬だけ飲んで2階へ上がり、
寝てしまいました。

少し、悪い予感がします。

こういう時、私は、最悪をイメージします。

具体的に言えば

「 妻が自分を傷つけてしまい、閉鎖病棟に入院 」

です。

まず、最悪時の覚悟を決めて、あきらめるのです。

すると、最悪よりも、少しでもマシだった場合に、
むしろ、ハッピーに感じられるのです。

明日、朝起きたら、
妻はどんな顔をしているのでしょうか。

先週の水曜日から、薬が減ったそうで、
その関係かな?
日曜日にPTA行事があって疲れたから、
体から来るものかな?

病気だろうが何だろうが、かけがえのない家族!


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