うつ病相談専門カウンセラー 川田泰輔のブログ -32ページ目

うつ病相談専門カウンセラー 川田泰輔のブログ

家族がうつ病になったら、あなたは誰に相談しますか?
うつ病,メンタルヘルス,患者への接し方などのノウハウをお伝えします。

今日は、うつ病患者サポートの体制を評価してみたいと思います。

 「 評価 」というと大げさですが、クイズ感覚でお付き合いください。


縦軸と横軸を設定して、4つのボックスを作ってみます。


■縦軸:あなたの考え方のクセ(悲観的か楽観的か)

■横軸:サポート量(手伝ってくれる人の存在&経済的な支援体制)


          楽観的
           │
           │
   ボックス3  │   ボックス1                     │
           │
サポート少    │     サポート多
───────┼────────────
           │
           │
   ボックス4  │   ボックス2
           │
           │
           │
          悲観的


こんな図を描いてみましたが、うまく伝わるでしょうか?


一番良いのは、ボックス1ですよね。

うつ病患者の家族であるあなたの考え方が楽観的で、
あなたの両親やご近所、職場の方が手伝ってくれて、
金銭的にも不安は少ない状態。

我が家は、お陰様でこのボックス1に近い状態でした。

私は、最終的には楽観的なタイプですし、
車で5分の所に私の実家があり、母がかなり手伝ってくれ
一番大変な時期には、車で6時間(300キロ)離れている
釧路市から妻のお母さんが1ヵ月半、仕事を辞めて、
妻のサポートに来てくれました。
妻の育児仲間やご近所の方にも子供の幼稚園の送迎で
お世話になりました。
金銭的なことは、実家の父が、
「心配するな」と言ってくれていました。
私の職場では、直属の上司が配慮してくれて98%くらい
定時に帰れています。
(職場の同僚は非常に冷たいですが・・・)


こう、振り返ると、我が家は本当に恵まれています。
すべての方に感謝! 
一生かけて、ご恩に報いていくつもりです。


次に良いのは、ボックス2かボックス3ですよね。

どちらがいいのかは、考え方ですが、
私の考えでは、ボックス3の方が、辛さや苦しさは少ないのかなと
思います。
結局は、受け取り方なんですよね。
周りの環境が恵まれていても、悲観的で悪いほうにばかり考えていては

「 うつ病がうつる 

という、最悪のパターンが待ち構えています。


その一方、周りの環境が多少悪くても、
楽観的に考えて、今、その場所で自分に出来ることを
少しずつ着実に実行していく方は、
置かれている状況の割には、悩みが少なくてすむのかなと思います。


困るのは、ボックス4ですよね。

実は、難治性うつ病の患者さんの家族の、少なくない方が
このボックス4に該当すると思います。

精神科病棟に入院している方の家族の4割から半分弱は
このボックス4ではないでしょうか。

このボックスに該当すると、
離婚とうつ病発症の確立が、跳ね上がります。
悲しいケースでは、お子さんにも影響が出る場合が懸念されます。


うつ病という病気の性質上、
また、うつ家族の置かれている環境も千差万別ですから、
このように、4つにブッタギッテ、パターンに当てはめるのは
乱暴すぎるのですが、
話を単純化させ、論旨を明確にするために、
あえて挑戦してみました。


以下が、結論であり、私のイイタイコトなのですが、

「 ボックスは移動できる! 」

今現在は左下のボックス4であっても、

自分の考え方を変える努力をすることにより、
左上のボックス3に移動したり、

心を開いて、周りの方にお願いして協力を取り付け、
右下のボックス2に移動したり、

これらを両方行って、
右上のボックス1に移動したりと、

今いるボックスは固定ではないわけです。


特に強調したいのは、

性格は変えられなくても、考え方は変えられる!

ということです。

周りを変えるよりも、自分を変えるほうが、
ずっと、ずっと、早いし、楽だし、簡単です。


また、長くなってしまいました。
気がつけば、この記事を書き始めて1時間以上経っています。
勉強のノルマが終わっていないので、尻切れトンボですが
今日はこのへんで失礼します。
「人間は悩むものだ」

私の好きな漫画「ドラゴン桜」で言ってました。

私の実感でもそうです。
悩みの大小はありますが、
多くの場合、いつも何らかの悩みがあると思います。

違う言い方をすれば、小さいことで悩んでいるときに、
何か大きな悩みが出てくれば、小さな悩みは霧消してしまう・・・。

大きな悩みでも、長い間悩んでいれば、
小さいけど新しい悩みが出てくれば、そちらに意識が向かう。
そのようなことが多いのではないでしょうか。


悩みとは、何なのでしょうか?


頑張れば解決できる問題は、悩みとは呼びませんよね。

なので、

解決できない問題

が悩みなのでは?

で、なぜ、解決できないのかを考えると理由はたくさんありますね。

一つ、考えたいことが、

「今、持っているものにしがみついてはいないか」

と、いうことです。

「新しいものが欲しいけど、古いものも捨てたくない」

と、いう時に悩みが出てくることが多いのではないでしょうか。


「悩みがある」ということは、取り立てて不幸なことではなく、
むしろ、悩みがあることが普通で、当たり前だという意識。

「AもBも」、ではなく、「AかBか」でよしとする。

独り言(セルフトーク)としては、

「 まあ、いっか 」

が大切なのではないでしょうか。
少し前に、とても嬉しい出来事があったので、
無理やりブログネタにしてしまいます!

小学校2年生の息子が私のことを作文に書いてくれました。
週に一回、渡される「学級通信」に載せていただきました。

全文、ご紹介させてください。


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ぼくのおとうさん


ぼくのお父さんは、ゲームとかであそんでくれる。
スケートやスキーに連れて行ってくれる。いっぱい
あそんでくれるのでうれしいです。
 かぞくでスケートに行くときは、いっしょにスピ
ードをだしました。それでぼくがこけました。こけ
ないお父さんがうらやましいなと思いました。でも、
おねえちゃんがおしたらこけました。その時お父さ
んが自分でわらいました。ぼくもわらいました。
また行きたいなあと思いました。

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普段は、私の事を 「 パパ 」 と呼んでるのに、
お父さんと言われるのも変な気がしますが、嬉しいです。

この作文は、本当に嬉しいです!

心が縮こまってないな、というのがわかりますし、
「お父さんが自分でわらいました。ぼくもわらいました。」の
あたりがいいですね!

ここ4年ぐらい、ず~っと苦労していたのが一気に報われました!


早速3枚コピーをとりました。永久保存版です。
うち、1枚はラミネート加工しようと思ってます。
そして、壁に張り出そうと思ってます。


年をとると共に、また、家族の病気の性質上、どうしても
嬉しいことよりも、辛いことのほうが多くなりますが、
だからこそ、嬉しいことがあったときは、思う存分、
嬉しがる方がよいと思います!

幼稚園の年中さんのときにママが突然、病気になってしまった
わが息子!

本当によく成長してくれた!

すべてに感謝!
最近、体の衰えを感じます。

私は昭和44年生まれの37歳。
ここ5年くらいで15キロほど体重が増えました。
さらに、体脂肪率は上昇一途!
今は男のくせに体脂肪率24%です。

まあ、こういうのはどうでもいいのですが、
マズイのは、筋肉・筋力ですね。
とても疲れやすいのです。

我々うつ家族は、ただでさえ、疲れることが多いので、
気をつけなければなりません。

心と体は連動して動くようですし、
また、体が先導して動く場合が多いとの事でもありますので
常に、体の調子を整えておきたいものです。

美味しいご飯を適度に食べて、熱いお風呂に入り、ぐっすり眠る。
早起きして、丁寧にひげをそり、顔を洗う。
背筋を伸ばし、肩を後に引いて、大またで歩く。
深呼吸して、目をつぶり、「よっしゃ!」と気合一発!

「 体で、心を、持ち上げましょう! 」


やはり、腹筋背筋が大切ですよね。

年齢的に、何もしないと衰えるので、鍛えねば!
最近よく考えるのですが、人間ってホントに考え方次第ですよね。

どうでもいいことで、ウジウジしてると
あっという間に時間が経って何も出来ませんが、
ウジウジしてるのと同じ時間、
何か「 これ! 」と決めて集中して何かをやると
驚くほど作業が進むこともあります。

やはり、悩んでいる時間というのは、無駄です。

必要な遠回りであるとも考えられますが、
悩まずに済むなら、それに越したことはないと思います。

なぜ、悩んでしまうかというと、2つのパターンがあると思います。

1つ目は、実は悩んでしまっているのに、
自分では考えていると思い込んでしまっている場合。

2つ目は、切り替えられない場合。

1つ目の、「 考える 」 と 「 悩む 」を混同してしまう
場合は、技術的に解決できます。
さらに、場合分けをします。
(1)判断材料が出揃っていない
(2)決める権限がない
(3)どっちでもいい
大きく分けて3パターンですが、
(1)は、キチンと「○○待ち」と明示して、別の行動に移ります。
(2)は、結構多いパターンです。これは決める権限がある人に
相談して決めてもらうことが必要です。
自分の意見が固まっていなくても、早めに相談することがコツです。
(3)は、一番重要な考え方です。
どっちでもいいというと、不謹慎なように考えがちですが、
経済学ではこれを無差別(indifferent)と呼んでいます。
経済的な価値が同じなので、区別する必要がないと考え、
この状態を、無差別=どちでもいい、としているのです。
どっちでもいいの積極的な意味を確認したところで、
どっちでもいいことはどっちでもいいので、
早い方、やりやすい方、簡単な方、楽な方を選びましょう!

で、大きいほうの2つ目です。

2つ目の「 切り替えられない場合 」も難しいのですが、
技術で対応できる場合もあります。

元テニスプレーヤーで松岡修三さんという方がいますよね。
あの人は、もう、プレー中、常に大声を出しているイメージです。
テニスはゴルフと共にメンタルスポーツと呼ばれているようですが
競争中は、うまくいかないことがあるのが当たり前なので
失敗したからといって、いちいち落ち込んでいたら
キリが無い訳です。
なので、大きい声を出して、「 切り替える 」。
セルフトークといって前向きの独り言を言って、
自分を盛り上げるのです。

「 これから! これから! 」
「 まだまだ! いけるいける! 」
「 よっしゃ! この一本だけ集中! 」

などなどです。

私は、ドリフ世代なので、

「 ダメだこりゃ! 次、行ってみよう! 」

が、私の「 切り替えセルフトーク 」です。

せっかくなので、下唇を突き出して、だみ声で言ってみてください。


これをやれば、「 切り替わるはず 」と信じることも大切です。


ちょっと、明日にでも試してみてください!

素早い切り替えを身に付けると、悩む時間が少なくなり、
前向きの時間を増やすことが出来ますよ!