うつ病相談専門カウンセラー 川田泰輔のブログ -30ページ目

うつ病相談専門カウンセラー 川田泰輔のブログ

家族がうつ病になったら、あなたは誰に相談しますか?
うつ病,メンタルヘルス,患者への接し方などのノウハウをお伝えします。

こんばんは。

きょうは、ドンマイ力(どんまいりょく)という話を。


「 気にしない 」

ということは、時として、非常に難しいことがあります。

気にしないと思えば思うほど、


「 気になってしまう 」



「ドンマイドンマイ!」と言われて、ドンマイでいられるか?

意識的に努力することで、気にせずにいられたら、いいですよね。

でも、それは難しい。



難しい難しいと言っていても、しょうがないので、工夫しました。


私なりの方法は、「 呼吸法 」です。

呼吸法なんていわれると、何か怪しげな感じがしますが、
要するに深呼吸の親戚みたいなものです。


方法は、次の通り。

1:目をつぶり、口からゆっくりと息を吐き出す。
2:細く長く「ふぅ~~~~~」っと、吐き続ける。
3:もう無理と思ったところから、さらに「フっ、フっ、フっ」と
  3回短くはく
4:「パっ」と目を開け、息を吸い込む

コツとしては、息を吐き出すときに、
「紫色のモヤモヤした塊」をイメージしておいて
ふぅ~~っと吐いていくとだんだんとその「モヤモヤ」が
消えていくというイメージを持つことと、
最後に「パっ」と目を開けるときに
一瞬のうちにすべてが解決したような良いイメージを感じることです。



まぁ、気のせいなんですが、
言ってみれば人生8割は気のせいですから・・・。


これは、ストレスコーピングというストレス対処法の1つです。

昨日もご紹介しましたが、ストレス対処法は
ウツ病患者家族の必須スキルですよ。

今日は、最近やっと分かったことを報告します。

一般論として、配偶者がうつ病にかかった場合、
結果的に離婚に至ってしまうケースが多いと聞きます。

しかし、私は、
うつ病にかかってしまった妻と離婚しようと思ったことはありません。

実は、「 なんでなんだろうなぁ~ 」と
自分の事ながら、少し不思議に思っていました。

妻はそんなにビックリするほど美人だと言うわけでもなく、
料理などの家事が抜群に上手なわけでもなく、
実家が資産家だと言うわけでもありません。


一番厳しかったときに、
「このままみんな一緒に死んじゃったら楽かな」とかは、
考えたことはありますが、離婚しようという考えが
頭に浮かんだことは、ありません。

で、先日、フと思ったのですが、



本当に好きで、自分で選んで結婚したからじゃないかと・・・。



ほかの方が、不本意な結婚をしたとか言うつもりはありませんが
結婚相手を選ぶということには、100%私の意志しか入っていないのです。

学生結婚でしたが、親に了解をもらいに行くときには、
認めてくれなかったら、縁を切る覚悟で臨んでいました。

完全に自分だけの意思で決めたので、
人のせいにすることができないのです。



今、私は37歳。

男性の平均寿命から考えると、だいたい、人生の折り返し地点。



これからも、何かを決断するときは、
妻との結婚を決めたときのように、100%自分の意思で
決めたいと思います。




遅くなりましたが、先週、具合が悪くなった妻ですが、
無事、復活しました。

でも、来週あたり、子供たちの家庭訪問があり、心配です。


普段、ほとんど家の掃除をしていないので、
先生をお迎えするための家の掃除が、ゴッツイ!
でも、掃除なんて、ササーっとでいいんだけどね。


うつ病回復過程は、春の天気になぞらえて

「 三寒四温 」

と、言われています。


寒い冬から、温かい春へと季節は廻るのですが、
単調に少しずつ温かくなるのではなく、
寒い日が3日、暖かい日が4日というふうなサイクルを
繰り返しながら、春になっていきます。

三寒四温の過程の「 三寒 」部分だけに着目すれば
寒い日が3日も続いていて、本当に春が来るのか
非常に不安になりますが、
三寒の後には必ず「 四温 」がくると知っていれば
落ち着いて、「 三寒 」の時を耐えることが出来ます。

もちろん、こんなにリズミカルな訳ではなく、
6寒8温だったり、30寒40温だったりしますが・・・。


我が家の妻が、一昨日の火曜日から、調子が悪くなっていました。

こんなにもはっきりと悪化したのは久しぶりだったので、
少し驚いてしまいました。

しかし、この程度は、以前はよくあったこと!
その時に出来ることを、淡々と実行し、
時が経ち、妻の状態が回復するのを待つだけです。

そうはいうものの、やはり、心配です。

心臓がキュ~っと、縮み上がるような感じ・・・。

また、元気に、笑顔になってくれるのか?

とてもとてもとてもとても、不安です。



しかし、三寒四温なのです。

頭ではわかっているのです。


今日の午後から少し良くなってきました。


ね!


やっぱり、三寒四温なのです。

三寒の後は、四温なのです。



でも、逆に、四温の後は、三寒ですが・・・。


でもでもやっぱり、少しずつ少しずつ、良くなっていくのです。


最近、よくお邪魔しているウツ病関係のブログの更新が
止まっているケースが多く見られます。

今、10日ほど更新がないのが3つほど・・・。

あるブログでは、ご家族がうつ病になってしまい、
そのケアの模様を書かれていまして、
ある日、ご自身も鬱病との診断を受けたとのご報告があり
心配していたところ、最近更新がないので、非常に心配しています。


私はよく、申し上げていますが、

「 うつ病はうつる 」


もちろん、空気感染したり、細菌感染したりという話では
ありません。

うつ病になってしまったご家族のケアを、
余りにも献身的に行ってしまうが故に、
燃え尽き、ご自身もうつ病を発症してしまう・・・。

そういう状況を、経験則的、事後統計的に、申し上げているのです。


水難事故で、おぼれている人を救助するときに、
一番気をつけるべきことは、
おぼれている人に抱きつかれて、
自分も身動きが取れなくなっておぼれないようにすること。


うつ病は伝染や感染はしませんが、うつります。

結果から観察すると、まるで、うつ病はうつるもののような
結果が訪れるケースが非常に多く見られます。


頑張りすぎては、ウツ病患者さんのケアは続きません。

距離が確定していないマラソンですから、
そのペースで行けば、半永久的に持続できるというペースで
進むことが必要です。

疲れたら立ち止まり、休み、水を飲み、
あらゆる手段で、マラソンを続行しなければならないんです。

一度も途切れることなく、
1本の糸のように継続する必要はありません。

ブツブツ途切れても、断続しながらも、辞めないことが
大事です。

転んでも立ち上がること!

そして、頑張らないこと!

10年持続可能なペースで歩みを進めてください。
 
最近、

「 本当に、オレって心が弱いな 」

と思います。



・・・ 自分で決めたことが守れない ・・・。



考えてみれば、これまでが余りにも

「 絶対、頑張らない主義 」

だったので、本当に頑張る力をなくしてしまったのかも・・・。

だとすれば、相当、ヤバイです!


うつ病患者の家族として
今まで、「俺がつぶれたらおしまいだ」という考えで、
「頑張ったら負けだ!」と信じていましたが、
この考え方には、賞味期限というか、転換点があるのかも。


闘病期では、「うつ病がうつる」のを
回避するために、頑張らないということが必要だと思いますが、

回復期、特に回復期を前半と後半に分けるなら、
回復期後期は、
うつ病患者自身にも徐々にプレッシャーをかけ始めるように
うつ病患者の家族サイドも、リハビリが必要だと感じます。

何か勘違いして、自分は安全圏にいるようなつもりでいましたが、
やはり、うつ病との闘いも、もうそろそろ5年近くなりますので
私にもかなりのダメージが蓄積されているのかなと思います。