うつ病、治療と克服のブログ -6ページ目

うつ病にならないためには

うつ病患者が100万人を突破した現在、うつ病を怠け者とか心の弱い人とか言う人は少なくなりましたが、それでもうつ病を患う人は少なくなりません。


それはどうしてかと考えると、うつ病を含めた精神疾患のことを本当に皆が理解していないからでしょう。
インフルエンザが流行しそうになると、予防のために皆が先を争うかのように病院へワクチン接種を受けに行きますが、うつ病予防を心掛けている人が少ないのを見るとそれが分かります。


インフルエンザも怖い病気ですが、個人的にはうつ病予防の方がずっと重要な気がします。
うつ病は他人に感染しませんし、予防するために特別な費用もかかりません。
自分の普段の生活上の心掛け、気持ちの持ち方、人との接し方を少し注意するだけで予防できるものです。


自分だけでなくうつ病になった時に家族も辛い思いをしなくてはならないことを考え、是非ともうつ病予防を実践してほしいと思います。
うつ病予防に大事なことはいくつかありますが、家族や周りの人と良好なコミュニケーションをとる事が大切だと思います。


ややもすると、うつは孤立しがちです。
すぐそばにいる家族や友人、また職場の同僚といった人たちには関心をもって、話を聞いたりしたりしてほしいですね。


うつ病にならないためには、規則正しい生活はある程度必要です。
分刻みに規則正しいのはかなり行きすぎですが、睡眠時間の確保、バランスのとれた食事内容、適当な運動量はうつ病のみならず生活習慣病の予防にも大切なことですから習慣づけてほしいです。


また、人間というのは遊びがすきな動物だと思うのです。
笑うことができるのは人間だけです。
真面目人間になりきるのではなく、時には遊び、時にはバカになり、大笑いしたり、大泣きしたり感情を表に出すことも必要だと思います。


うつ病患者を理解する

うつ病患者との接し方はとても難しく、ほんとうにうつ病を理解せずにうつ病患者と付き合おうとすると、逆にあなたの方がストレスを感じてしまうかもしれません。
うつ病患者との接し方の最初のポイントは、うつ病患者を理解するのではなく“うつ”という病気の症状や原因、治療方法などを知るところから始めた方が良いと思います。


あなたの大切な人がうつ病だと医師から言われ、叱るのはダメ、お説教も励ますのもダメ、といわれても何故なの?と思うでしょう。
先ずはうつ病患者の思考パターンとか、行動パターンを知って、うつ病患者が嫌がることをしないことが必要だと思います。


接し方の基本としては、話を良く聞いてあげて、「しかし、でもね、だけど」など否定的な言い方をせず、共感的に接してあげて下さい。

うつの苦しみは健康な人が想像する以上に大きく、一言一言に神経を尖らせていますから反論されたりすると、それ以降は口を閉ざしてしまうこともあります。
また、叱咤激励するとうつ病患者はそれをすごくプレッシャーに感じて、逆に医者にも行かなくいなるなど身動きしないようになりますから注意が必要です。


次に、医師の治療方法が薬物療法だとして、効果が見られないように感じても、それをうつ病者に伝わるようなことをいうのも問題です。
薬に副作用はつきものですが、それを医者に対して批判したり、「薬に頼るな」というような云い方を本人にして、治療途中に薬物療法を止めてしまうのも危険です。


いろいろと、うつ病患者との接し方には難しい部分が多いのですが、うつ病患者の診察日とは違う日に担当医と面介して、今後の治療方針を話し合ったり、接し方のアドバイスを受けることが必要でしょう。
また、別の病院にセカンドオピニオンを持つことも良いことだと思います。

うつ病治療の考え方

うつ病の治療方法は本当に様々な方法があります。
うつ病は人によってその程度もうつになったきっかけも違いますから100人いれば100人とも異なる治療方法が考えられるのではないでしょうか。


うつ病をよく知らない医者にかかってしまうと、適当に抗うつ剤を処方しておしまいという様なことをしますが、これはとても危険な医療行為だと私は思います。
うつ病は自殺願望をもちますから、一歩間違えた治療をすれば死に追いやることにもなりかねないのです。


うつ病治療を分類すると3つに分けられると思います。
1つは「休養」です。

うつ病は仕事上できごとや人間関係からのストレス、失恋、家族関係のねじれなど、精神的気な疲れから落ち込んでしまうので、一番の治療法は休養でしょう。


2つ目は「薬物療法」です。

先ずは心を落ち着かせることが肝心です。常に心の中が荒れた状態では治療もできません。

薬の力を借りてでも気分を落ち着かせることも重要です。


3つ目は「精神療法」です。

休養だけでもうつ病から回復することはよくありますが、うつ病になった原因を取り除かねば再発する可能性があります。


薬物療法ではそれは期待できませんから、精神療法、心理療法によってそれを解決することは、根本治療になります。

また、うつ病との闘いは自分ひとりではかなり難しいことです。
うつ病治療には時間もかかりますし、心の問題は常に誰かに見守ってもらわないと、悪い方向ばかり考えがちになります。
それをうつ病にかかる以前のように、ポジティブ指向に向けてくれる協力者を抜きには考えられないということです。