白樺湖でカヌーを楽しんでいるグループがいた。穏やかな湖をパドルを漕いで進んでいくカヌー。
とても気持ちよさそうに見えた。
散策後、蓼科山を愛でてから予約したキャンプ場へ向かった。
一度キャンプ場を通り過ぎてしまい戻ってチェックインをした。
キャンプ場で係の方から丁寧に説明を受け、可燃ゴミと生ゴミを入れて専用の小屋の中に置いて行けるゴミ袋を受け取ってサイトに向かった。ピクニックルールのキャンプ場ばかりを利用していたのでゴミ袋に入れればゴミを置いていけることに軽いカルチャーショックを受けた。
キャンプ場は芝生のフリーサイトと林間サイト、オートサイトがあり、ソロのフリーサイトを予約した僕はキャリーカートで荷物を運び2時間ほどかけて設営を終えた。
オートサイトにはたくさんの車が駐めてありテントが設営されていた。
日が当たるところは暑く感じるが日陰に入ると涼しい。
標高1300mに位置するキャンプ場は僕の住む街よりやっぱり涼しい。
17:00から焚き火を始めて家から持って来た炭をおこして早速夕食にすることに。
夕食は地元のスーパーで半額セールだった常陸牛と豚カルビで焼き肉をすることに。
途中スーパーで買い物をしている時間がないと思い、買い出しをしておいた。
天気のいい日にキャンプ場でこうして焼肉を食しながら一日の終わりに飲むビールは最高に美味しい。
夕食を終え、焚き火の薪も終え、ここに来るまでに早起きしたこともあり眠くなってきた。焚き火を終わりにして早めに就寝した。
朝、5:00に起きてハリケーンランタンに火を入れてコーヒーを飲んだ。
贅沢な朝だ。
芝生に設営されているテントや木々と空を眺め、鳥の囀りを聴きながら飲むコーヒーは贅沢に思えた。
あくせくした日常では綺麗な夕焼けや美しい朝焼け、緑潤う爽やかな時間も感じにくいように思う。
軽い朝食をとって2杯目のコーヒーを飲み終えてから撤収作業を開始した。
撤収後、キャンプ場を後にして白樺湖に向かった。
白樺湖では涼やかな風が身体を撫でてくれた。
出発前の準備はとても大変だったが、来てよかったと思えた山旅だった。



























































