
シンガポール・マリオット・ホテルからスコッツロードをグランド・ハイアット
・シンガポールに向かう歩道の途中に地下通路につながる階段がある。
その階段を降り、人混みの地下通路を抜けるとエスカレーターが見える。
そのエスカレーターを昇ると下にそのカフェが見えてくる。
1曲目が流れているとき、ぼくは店員にカプチーノを注文した。
“アンフォゲダブル・・・なつかし曲だな・・・”そう思っていると
店員が運んでくれるというので空いているテーブルにつくことにした。
1曲目が終わる頃、カプチーノが運ばれてきた。
シナモンがかかったカプチーノを一口。
“うん。美味しい。”
2曲目が始まると背伸びをしてみた。
異国の空間にいる自分が心地いい
“アニタ・ベイカーのスイートラヴだ・・・このアルバム前、持ってた”
3曲目のリチャードマークスの唄うRight Here Waitingが流れてきたとき
友人にはがきを出してみようと思った。
「書き出しは、‘“こんにちは”がいいかな?それとも、
“元気?”と少し、くだけて書いてみたほうがいいかも?・・・」
このはがきを書いているとき、ぼくは友人のことを思い、
このはがきを受け取った友人は少しだけ
ぼくのことを思い出してくれるかもしれない。
曲とかさなってときどき、鳥のさえずりが聞こえてくるのもいい。
南国特有の鳥のさえずりがまたカプチーノを美味しくしてくれる。
6曲目のぼくの知らない曲が終わるころ、はがきを書き終えた。
「さて今日はこれからどうしょう?」そう思ったぼくはとりあえず
カプチーノをもう一杯、注文することにした。