「からころもきつつなれにしつましあれば
はるばるきぬるたびにしぞおもふ」
葵祭になると、こんな伊勢物語の歌がうかび、少し雅な気分になります。
今頃の京都には、私みたいな気分のお方が、少なくないと思うのですが。
今年斎王代にならはったお嬢さんを思い描いて。
毎年ええとこのお嬢さんが、斎王さんに決まると、もし知り合いのお家のお方だった場合、お祝いに伺います。私も何度か行って居ります。
結婚のお祝と同じように、熨斗と目録をのせたへぎに帛紗をかけひろぶたにおいて、風呂敷に包んで持って行きます。
もちろん正装で。私は一つ紋の色無地に末廣(扇子)を差して伺います。
京都の結納屋さんに頼めば、ちゃんと斎王さん用の用意をしてくれます。
あと祇園祭のお稚児さん用も。デパートも対応しはります。これは、京都ならではでしょう。
雅な気分になったところで、「二条若狭屋」さんの唐衣(からころも)という杜若を現したお菓子で、ちょっと一服。
どうぞ、お祭りの日は、晴れますように!。
爽やかに「翠」の織部の小皿と「風」の刷毛目のお腕で。
このお菓子の意匠も素晴らしいと思います。
折り紙の菖蒲からうつさはったのかしら…。
写真で使っている「うつわ」は「京都・祇園新橋 うつわ屋 佐野
」にてご購入いただけます。
