藤本タツキさんの「チェンソーマン」第2部がついについに本日スタートです
第1部が完結した後も、意欲的に優れた短編・中編の発表を続けられていましたが、今回は長編になりますし、あれほど大成功を収めた作品の続きを描くのはたいへん難しいことです
主人公はデンジのままのようですが、従前のキャラクターをどこまで再登場させていくのか、時代や場所はどうなるのか、本日までワクワクしながら待っていました
個人的には、第1部は第15話くらいまでもう一つ乗り切れない感じだったのですが、今回は最初から素晴らしい展開がみられるのかどうかも注目ポイントでした
いざ読んでみると、高い期待をはるかに上回るデキで驚嘆しました
デンジや従前のキャラクターは1人も登場せず、マキマさんに代わる敵役になると思われるキャラクターの誕生エピソードです
先日の中編「さよなら絵梨」を想起させるような雰囲気は、藤本ワールドがさらに強固に豊かになっていることを感じさせます
読者をあっと言わせる意外な展開も健在で、すべての点において、マンガという表現方法が自由自在に繰り広げられています
まさに天才
早くも次の水曜日が楽しみでなりませんし、こんな気持ちを当分持てるということがとても幸せです！
