野田サトルさんの「ゴールデンカムイ」第29巻を読みました
以下重大なネタバレがあるので、未読の方はご注意ください
五稜郭でとうとう宝を発見したアシリパさん一行
ずいぶん長いこと読んでいないので、現在の展開が全くわからなくなっている「ワンピース」も、最後に登場するはずの財宝をどんなものにするのかは難しい問題だと思います
本作品でも、砂金の山を発見させただけでは、最初から明らかになっていたものが登場するだけですから、カタルシスはあっても、それほどドラマチックにはならないわけです
そのような状況で、さすがの展開でした
まずは、金はとっくにアイヌのための土地利用権と交換されていたことを明らかにし、やはり金の山は夢だったのかと思わせておいて、続いて金の方も半分残っていたというぜいたくコースに
そして、アシリパさんと杉元に降り注ぐ金のシャワー!
これにはしびれました
鶴見中尉の方もいよいよスケールの大きな野望を明らかにして、物語はついに最終決戦へ
あと2巻で完結だそうですが、最後の最後まで楽しみにしたいと思います
とはいえ、これほどの話題作になると、ヤンジャン本誌の情報を遮断しておくのは難しそうだし、ラストはコミックスを待つことなく、リアルタイムの方に移行しようかな