ロンドンオリンピックヘビー級金メダリストであり、クルーザー級で四団体統一を果たした偉大なボクサーであるウシクが、ロンドンオリンピックスーパーへビュー級金メダリストであり、現在WBA・IBF・WBOでヘビー級タイトルを保持しているジョシュアと対戦するという夢の一戦です
本来1つ下の階級だったとはいえ、ウシクも身長190センチありますし、テクニックや経験ではひけをとらないでしょうから、接戦になりそうです
ウシクはプロでは無敗である一方で、ジョシュアはルイスに手痛い負けを喫したことがありますので、その点ではジョシュアの方が経験値を有しているといえます
ジョシュアには、負けたからこそ強くなったというところをみせてほしい
会場はトッテナムのスタジアム
遠くの席からはリングが手のひらくらいにも見えない
ウシクは宇宙飛行士のようなフルフェイスのサングラスで入場
ジョシュアの入場シーンはめちゃくちゃド派手で花火や炎がすごい
1R 体格的にはやはりジョシュアが大きい
お互いにジャブでの様子見
2R どちらも無理にはいかない
ウシクが足を使って回り出したが、攻めきれたわけではない
3R ウシクのパンチがジョシュアの顔面を何回か捉えた
ここまではどちらかといえばウシクのペース
4R ウシクのパンチにジョシュアがバランスを崩した
ジョシュアのジャブはきれいだけども、そこから次のパンチにつながらない
5R ジョシュアも少し手数を増やしたが、まだまだ
6R ウシクの手数が減ったことから凡戦的な展開に
ジョシュアもパンチを当てるが単発
7R ウシクの左で4Rと同じようにジョシュアがバランスを崩した
ただ、それ以上はウシクも攻め込まない
8R ウシクがボディーへのパンチをみせたり、ジョシュアがアッパーを放ったりしたものの、いずれも単発
9R ジョシュアは体格的に優位に立っており、地元での試合なのだから、もっと積極的にいってほしい
10R ジョシュアはもっと上下に打ち分けるとかしないと
なにもないまま淡々とラウンドが進んでいく
11R ウシクが積極的に始めたが、続かない
ジョシュアも6万人もの観衆をスタジアムに集めた責任をとっていかないと
12R 凡戦のまま最終ラウンドに
あえていえばここまでウシクの方がいい印象
それも踏まえてウシクが積極的にいった
ジョシュアはどうしてこんなに手が出ないのか
矢吹選手を少しでも見習ってほしい
ウシクが最後に猛攻をみせて終了
最後の場面もジョシュアはうまくディフェンスをしていたとはいえ、これはウシクが判定勝ちしたのではないかな
ジョシュアは攻めの形がなさ過ぎるし、ワイルダーみたいに一発で倒せるわけでもない
入場シーンに釣り合わない試合をしてしまったな
さて、判定は、やはりウシクが勝利
今後ウシクがフューリーやワイルダーとやるのかな
それにしてもつまらない試合だった
