都留泰作さんの「竜女戦記」第2巻を読みました
本巻では、大陸から竜に乗って陀国へ逃れてきた3人の王子たちが、いかにして蛇となって国を三分するようになったのかが描かれました
その後三つの国同士は長年冷戦状態にあったのですが、北の国と南の国が原住の蛮族を平定したことによって、そろそろ戦乱が起きかねない微妙な状況にあるというのが現在です
他方で、修呪を受けたたかの能力も描かれます
3人の子を捧げたことによって、どこかの人間3人を操ることができるようになるというのです
まずは、南の国の姫君についている下女を操り始めます
最終目的は、姫君が政略結婚をすることになっている中竜蛇州皇帝にとりつくこと
自分が修呪を授かったと勘違いしているたかの夫も、本来の弱気をおさえて正式に結城家を継ぎます
結城家が氷向を追われる原因になった無能な跡継ぎを追放するシーンは見応え十分
この先がますます楽しみです