紺野天龍さんの「錬金術師の密室」を読みました
錬金術が存在するとの設定を前提に、魂の錬成に成功してホムンクルスを誕生させたと主張する錬金術師が、密室でそのホムンクルスともども殺害されるという事件の話です
探偵役も世界に7人しかいないとされる錬金術師の1人
若い美貌の女性だけれども傍若無人で手がつけられないという「いかラノ」的なキャラクターで、個人的にはちょっとついていけませんでした
ミステリとしても、錬金術が「何でもあり」すぎるために驚きを感じることができませんでした
続編を作るための設定が多数散りばめられていましたが、次作を読むかどうかは迷うところですね