農業高校を舞台にした主人公の成長物語という珍しい設定は、作者自身が北海道の農家に生まれて農業高校を出ていることもあって、読み応えがありました
ラストも作者の確かな力量に裏打ちされたきれいな大団円
表紙のオチも見事でしたし、表紙の見返しできのこ派であることを表明されているのもグッド
巻末のおまけマンガをみると、編集部の方からは当然大学編の打診があったようですが、やはりここで締めたことが何よりだと思います
「鋼の錬金術師」も着地がきれいでしたね
荒川さんの次回作がとても楽しみです
荒川弘さんの「銀の匙」が堂々の完結
