ここのところやや低調に感じられていた本作ですが、本巻では本来の疾走感を取り戻したようです
引きこもり男性を部屋から出すというラジオの企画で、持ち前の傍若無人さで暴走するミナレ
プランAもプランBもないのに、いきなりプランCでいくと言い出したあげく、引きこもり男の妹に似た少年を女装させて外におびき出すという「プランD(ドーター)」を提案し、「妹はドーターではなくシスターでは?」とすかさず突っ込まれるところもいいですね
そして、大地震から大停電が発生!
本作は札幌が舞台なのですが、同じく札幌を舞台にしている「おやすみカラスまた来てね。」の最新刊(2019-12-22)でも作中で大停電を伴う大地震が発生していました
昨年9月にそのような出来事が実際に発生しているわけですが、どちらの作品にも取り入れられているということは、よほどのインパクトだったのでしょうね
現地で体験したわけでない自分にとっても、立て続けに読んだために、今回はなんだかデジャブみたいな感じがしてしまいました
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