羽海野チカさんの「3月のライオン」第6巻が本日発売されました
当然即買し、電車内で即読です
第4巻がマキシマムのデキだっただけに、相対的に第5巻でやや停滞したようにみえましたが、全く心配いりませんでした
今回も大変良い出来で、二海堂くんがらみのところとか、主人公がヒロインの居場所に思いをめぐらせて鴨川べり(2011-06-07)で探し当たるところなど、涙腺直撃のエピソードやセリフが多くて、読んでいる電車の中でちょっと困ったことになりました
いじめの問題についても、安易に解決させないところがいいですね
なお、巻末の作者のマンガエッセイが、あいかわらずの面白さです
完徹明けで日帰り京都取材に行ってひたすら写真だけ撮りまくり、どこにも立ちよらず直帰する際に、なぜか駅構内で号泣してしまった話など、自分も号泣こそしなかったものの、つい先日同じ体験をしたので(2011-04-12)、その空しさについてはものすごく共感できます!
さて、主人公の心境はいよいよ成長著しく、前著「ハチミツとクローバー」が全10巻で完結したことにも照らしてみると、本作もそろそろ着陸態勢に入っていくのでしょうか
いずれにしても、第7巻を待ち遠しく思うばかりです