羽海野チカ/3月のライオン 第6巻 | 弁護士宇都宮隆展の徒然日記

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くにたち法律事務所@吉祥寺 東京大学法学部卒 東京弁護士会所属(35489) レアルマドリー・ボクシング・小説・マンガ・音楽・アート・旅行・猫などが中心のブログです

羽海野チカさんの「3月のライオン」第6巻が本日発売されました

当然即買し、電車内で即読です

第4巻がマキシマムのデキだっただけに、相対的に第5巻でやや停滞したようにみえましたが、全く心配いりませんでした

今回も大変良い出来で、二海堂くんがらみのところとか、主人公がヒロインの居場所に思いをめぐらせて鴨川べり(2011-06-07)で探し当たるところなど、涙腺直撃のエピソードやセリフが多くて、読んでいる電車の中でちょっと困ったことになりました

いじめの問題についても、安易に解決させないところがいいですね

なお、巻末の作者のマンガエッセイが、あいかわらずの面白さです

完徹明けで日帰り京都取材に行ってひたすら写真だけ撮りまくり、どこにも立ちよらず直帰する際に、なぜか駅構内で号泣してしまった話など、自分も号泣こそしなかったものの、つい先日同じ体験をしたので(2011-04-12)、その空しさについてはものすごく共感できます!

さて、主人公の心境はいよいよ成長著しく、前著「ハチミツとクローバー」が全10巻で完結したことにも照らしてみると、本作もそろそろ着陸態勢に入っていくのでしょうか

いずれにしても、第7巻を待ち遠しく思うばかりです