今日は,午前も午後も遠出(?)していたので、電車内で道尾秀介さんの「ソロモンの犬」を読みました
本作は、新作ではなく平成19年の作品なのですが、なぜだかこれまで読む機会がありませんでした
2010-02-11に本ブログで触れた「球体の蛇」が練達の極みというなら、本作はちょうどその途上という感じでしょうか
筋がみえてしまうところも少なくないのですが、やはりさすがの出来です
そういえば、先日始まったテレビドラマの「月の恋人」は、道尾さんの書き下ろしのようで、なんとも贅沢だ!
小説という表現形式を巧みに操って繰り広げられる道尾ワールドは、実写化されるとどうなるのか?
少々興味がありますね
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