セブンイレブンの店内BGMのセンス | 宇都宮義塾

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さっき、セブンイレブンに行ったんですよ。

コンビニの。

 

 

そしたら、なんか、店内のBGMで

だいぶ「通好み」な音楽が流れてるんですよ。

 

★ブラックバーズ『フライング・スタート』(1974年)

 

 

 

なんと、1970年代に数々の素晴らしいグルーヴを生み出した

ジャズファンクバンド、ブラックバーズのセカンドアルバム『フライング・スタート』(1974年11月リリース)

の♯5「Walking In Rhythm」が流れてるではありませんか。

正確に言うと、それを誰かがカヴァーしたインスト・ヴァージョン。

同曲は翌1975年の3月にシングルカットされて

ビルボードのポップ・チャートで第6位にまで登り詰めました。

 

まさか2024年の日本のコンビニで、この曲を耳にするとは。

朝方からえらく感動しました。

 

 

で、前々から思ってたんだけど、セブンイレブンの店内BGMの選曲を担当してる人って

かなりの音楽マニアだよなってw

「わかる人にはわかる。わからない人にはわからない」っていうツウな音楽を選んできて

内心ニヤニヤしてるでしょって。

 

★ラムゼイ・ルイス『ラヴ・ノーツ』(1977年)

 

 

 

 

5年近く前にも書いたが、2019年の春には、セブンイレブンのBGMで

ラムゼイ・ルイスの1977年の傑作『ラヴ・ノーツ』の♯1「Spring High」

という、爽快感あふれるフュージョン史に残る名曲(作曲はスティーヴィー・ワンダー)

のカヴァーが流れてたんですよ。

 

この手の音楽が好きな人なら、店内で聴いた瞬間、

「おっ!!この曲は!!」って釘付けになるよね、当然。

 

 

★マリア・マルダー『オールド・タイム・レイディ』(1973年)

 

 

 

で、更には、2019年の初頭と、翌2020年の初頭頃の話です。

セブンイレブンの店内のBGMで

マリア・マルダーの1973年の1stアルバムに収録された

大ヒット曲「Midnight At The Oasis(真夜中のオアシス)」

のカヴァーが流れてたんですよ。

 

これも「わかる人にはわかる」よねって。

「あっ!!マリア・マルダーだ!!」ってなるよね、当然。

 

 

このように、セブンイレブンの店内BGMの選曲を担当してる人は、

なんかマニアックな人なんですよ。

「ツウを唸らせるナイスなミュージックをピックアップしてくれる人」なんですよ。

一面識もありませんけど、えぇ。

 

「今度はどんな通好みなBGMを流してくれるんだろう?」と念頭に置きながら

セブンイレブンに行くと、お前らも、より人生が豊かになると思います。

 

じゃ、そういうことで、今後とも、セブンイレブンをヨロシク!!