観察してるとね、どうもお前ら女の多くは、
インストゥルメンタル(楽器だけでヴォーカルが入ってない音楽)が苦手のご様子です。
そして、ヴォーカルが入ってる曲だとしても、日本語の歌詞じゃないと受け付けないご様子です。
かといって、古賀政男だの古関裕而だのの昭和歌謡は古過ぎて理解できないご様子です。
つまり、「J-POP」しか聴きませんと言わんばかりのご様子です。
本当にワガママな糞ババァどもだなw
じゃ、そういうことで、今回は、
【松任谷】になってからのユーミン(←バブルくせーんだよ、馬鹿がw)
とか聴いちゃってるセンスが悪いお前ら羊水が腐った糞ババァどものために、
ユーミンと同世代のミュージシャンで「リアルガチ」の大変素晴らしいJ-POPを紹介してやるから、
ちゃんと新品を買って最低でも今年一杯くらいは繰り返し聴きなさいってこった。

矢野顕子『はじめてのやのあきこ』(2006年)
(↑オリジナル音源が見つからなかったのでアマチュアによるカバーで勘弁)
(↑YUKIとのデュオバージョンが見つからなかったのでソロバージョンで勘弁)

★矢野顕子

★忌野清志郎(2009年5月2日、癌のため死去)

★小田和正

★井上陽水

★YUKI(元JUDY AND MARY)


この『はじめてのやのあきこ』は
矢野顕子さんが日本の著名なミュージシャンたちとコラボした楽曲を
1枚にまとめたベスト盤なんだけど、
全体的に「やさしい」雰囲気に包まれた穏やかなアルバムであって、
聴いてると現代社会の生活で疲弊した心がとても癒される感じであり、
音楽の力は偉大だなって、心底思わせてくれる作品なんですよ、えぇ。
特に白眉は、今は亡き忌野清志郎さんとコラボした♯6「ひとつだけ」。
これはガチで泣ける。男でも涙を誘う。本当に感動する。
この曲を録音した数年後に清志郎さんは癌で亡くなっちゃうんだけども、
録音時点で既に病気が進行していたのか、清志郎さんの声が若干弱ってるというか、
詰まってるというか、やや「伸び」が足りないような気がするのだが、
それを矢野さんがピアノとヴォーカルで優しくフォローしてるような印象であり、
(録音から数年後の結末を知ってるということもあるが)
元々の旋律の良さも相俟って、そこが感涙するポイントになってます、はい。
次いで俺的にツボなのは、♯4の「ごはんができたよ」。
この曲でデュエットした相手は元JUDY AND MARYのYUKI。
ここでの矢野さんは、音楽や人生の後輩であるYUKIさんを
なんとか引き立てようと優しくフォローしてるのが節々から窺えるのだが、
矢野さんは誰に対しても優しい人なんだなとか、
YUKIさんのことを多分プライベートでも可愛がってるんだろうなとか、
そういうことが「音」を聴いてるだけで「見えてきちゃう」んですよ、えぇ。
「音が“見える”」、これは極めて重要よ。
ま、そういうことで、御託はいいから、矢野顕子『はじめてのやのあきこ』を
新品で買って、今年一杯は聴きまくりなさいってこった。
じゃあの。