平成30年お正月
あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
今日は保育始め、3学期が始まりました。
冬休みをご家族と楽しく過ごした子ども達が元気よく登園してくれました。
思いっきり甘えて、美味しいものをたくさん戴いて、お腹も心もいっぱいでニコニコ真ん丸笑顔の
子ども達のお顔を見ているだけで幸せになります。
山茶花の森
ピンクの花びらが一斉に落ちてきて森はピンクの絨毯に染まリました。
とっても美しい!!
やっぱり、裸足はいいね!あっという間に靴は脱いで泥遊びを楽しんでいます。(年少さん)
お正月遊びが出てきました。
羽根つきに挑戦です。
2人でがんばろうぜ!
1月、正月の幼稚園は子ども達にお正月遊びグッズを用意します。独楽、羽根つき、かるた等々。昔の遊びです。
現代は時代が変わり子どもの遊び道具も変化しています。
そのような時代の移り変わりの中、ご家庭では失われかけている伝統的な事を伝える場が幼稚園の役目にもなってきているようです。
12月のお餅つきがそうです。餅つきの習慣は大変少なくなり、臼や杵という言葉も子供たちにとっては身近になくなりました。
幼稚園では毎年、理事長先生を中心に地域の方々のお手伝いを頂いて餅つきを行っています。
ぺったんぺったん、そして子供たちの「よいしょよいしょ」の掛け声が響きます。つきあがった餅はすぐに役員さん達が丸めてきなこ餅、みたらし餅に仕上げてくれ子ども達はつきたてを頂きます。
役員のお母さんも初めての方が多くて最初は慣れずに四苦八苦ですが、次第に上手になって、最後はパクパク頂きます。
そして、とっても楽しそうです。
考えてみると、少し前の時代は、地域のみんなでやる事が多くあったように思います。みんなでワイワイやるって、厄介で大変なこともありますが、それ以上になんだか楽しく人間の本能というか日本人のDNAというようなものに響いて心地よさを感じたりします。
伝統的な行事や正月遊びはそんな要素を含んでいるように思います。独楽も羽根つきも凧上げもみんなでやらなきぁ楽しくない、皆でやるから楽しいのです。
子ども達の周りには綺麗で機能性に優れたおもちゃやゲームがあって、どれも子どもにとっては楽しいでしょうけれど、まぁ、ちょっと置いといて、お正月遊びを楽しめる機会をご家庭でも作って頂けると嬉しいです。
美しの森幼稚園では、1月27日(土)“親子で遊ぼうデー”でお正月遊びを用意してお待ちしています。ご家族、親子でご参加ください。毎年、気が付くとご夫婦で羽根つきなんて微笑ましい姿を見せていただいています。
これからも美しの森幼稚園が地域の方々と共に、皆様に支えられて子どもも大人もワイワイ楽しく集い、ほっとできる場として存在できるよう努力していきたいと思います。
平成30年も皆様にとりまして良い年になりますようにお祈り申し上げます。
自然は厳しいです。
悲しいお知らせ。幼稚園のシンボル的な大きな赤松が松くい虫にやられて枯れてしまいました。
今週土曜日に伐採の予定です。
長きに渡り子ども達を見守ってくれた”大きな木”です。
本当に悲しい。時にはカラスさんたちがお家を作っていたりもしました。
森の入口にどーんと深く根をおろし、太い幹は子どもが抱き着いても隠れてもいつもそれを受け止めてくれる存在でした。
自然の営みは時に厳しさも教えてくれます。
事実を受け止め、いつまでもみんなの心の目に見ていたいと思います。