やまちゃんさんのブログから

半蔵門ミュージアムの展覧会を教えていただきました。


やまちゃん1さんのブログより 



ちなみに、本日は、やまちゃん1さんのブログご紹介の九段会館を訪問しました。
武道館に用事があったもので!

教えてくださって
ためになるブログを、ありがとうございます。


さて、半蔵門ミュージアム。
半蔵門駅の真横にあります。
千代田区一番町。
昔、おじが、このあたりに住んでいました。
亡き叔父を思い出しました。




先に、書いておきます。
ここは、仏教系宗教の真如苑のミュージアムです。

真言宗系 醍醐派の流れをくむ仏教宗派です。


フライヤー




重文 大日如来坐像 
鎌倉時代 1193年運慶作かとされています。


この像内の納入品の原寸模型が展示されています。


五輪塔 宝きょう印陀羅尼の墨書、水晶の珠(心月輪)水晶の舎利容器 内ぐりは、漆箔。
水晶の珠は、像の心臓位置にすえられています。


この大日如来坐像は、2003年に表舞台に突然現れた経歴を持ちます。
運慶作の大日如来坐像は、失われたとされていましたが、2003年に、個人宅から発見されました。

それまでの経歴は不明。

半蔵門ミュージアムの館長の山本氏(元 国立東京博物館学芸)のもとで鑑定され
科学的調査を経て、東博で公開。
その後重文指定されました。


運慶作か
とされるのは、このような経緯のためです。

紆余曲折を経て、半蔵門ミュージアム所蔵品となりました。


大日如来は、太陽
ゾロアスター教やさまざまな宗教で、天地の主とされる太陽を表します。

像内納入品の模型は、CT画像やボアスコープ分析から作られました。
袋に詰められた紐の束
水晶の舎利容器の中の骨
これらは、像を開くことができないため、謎のまま。

大日如来坐像 良かった。


そのほか、如意輪観音菩薩坐像
京都醍醐寺伝来の平安仏も美しかったです。

右足を左モモの上におく、珍しいすがた


如意輪観音菩薩



不動明王
これも、私の好きな不動明王!
醍醐寺の不動明王(現在は半蔵門ミュージアム所蔵品)の随侍の二童子像を見ることができました。

大日如来坐像と如意輪観音菩薩像

そのほかにも、曼荼羅やガンダーラレリーフ
お経など、展示がありました。


ビデオ上映も、多数あり。

なんと、お茶のサービスもある。

入館は、無料。


その不思議さを、するっと流して
鑑賞しました。