11話の放送日に10話の感想を書くっていうのもどうかと思いますが。


 

実は10話を見る前に、先に11話の予告動画を見てしまって、これは10話の感想を書かねばと思った次第です。


https://youtu.be/okCgIYqNJhE 


何が引っかかったかというと、これ完全に4巻の内容なんですよね。10話の予告だけでは気づかなかったんですけど。
つまり「4巻ラストまでやる事」がほぼ確定しました。1話からずっとその話ばかりしていましたが、水斗の帰省回が11話に来るという事は、ラスト2話でこの話をたたむつもりです。
尺的にも充分取れるはずですし、ちょうど良い感じに終わりそうだなと。

一方で懸念点があって、3巻の中盤以降の川波暁月回をすっ飛ばしているのです。もし2期をやる事になったら、また時系列がぐちゃぐちゃになってしまいます。
ただ最近の制作陣の作り込みを見ていると、それなりに無理のない構成にはしてきそうなのであまり心配する必要はないかもしれません。そもそも2期やるかもわかりませんし。


という事で本題に入りますが、ど頭は3巻の日常回、からの水着買い物回でした。


水着は4巻の内容なので原作とは展開が異なるのですが、あまりにもきれいにはめてきたので全く違和感がありません。
原作の話をするだけ野暮なので触れないでおきます。



水着試着のシーンもところどころ流れが異なっていますが、ここも全体的にまとまってる流れなのですっと入っていけるかなと。「家族想い」のフレーズを二回使うところはセンスを感じさせます。



Bパートのいさなかが出てきての映画鑑賞回、原作では「君の名は。」を観ています。さすがにアニメで作品名は出せないので明示していませんが、フェチという言い回しは原作準拠なので、そこは変えないのねってところ。


学年1位の美少女優等生とのやり取りってところは、原作者だともう少し踏み込んだ描写でしたね。これも自主規制っぽい。
あとどうでも良いけど「解釈違い」ってオタク用語ですよね?



ラストに三つほど。Aパートでは水斗は結女の事を「綾井」Bパートでは結女が水斗の事を「伊理戸くん」と呼んでいます。お互い相手が眠っているのできょうだいルール的にはノーカンでした。
てかきょうだいルールってまだ生きてるのか?



もう一つはところどころ結女の顔が赤く染まる描写があった事が新鮮でした。原作を読んだ時とはちょっと違う印象を受けたので、この辺はアニメならではの良いところかな、と。
てかアニメの結女が原作以上にデレて見えるのって、こういうところなのかなぁ。


最後に、これは9話でもあった描写ですが、Gの話をしている時に「Gの〜」というタイトルの本がクローズアップされるの、やっぱり良いですね。
最初からこういう描写あったっけ?入れてくれたら始めの印象もっと良かったように思えるんですが。せっかく水斗の部屋にはどんなタイトルの本があっても違
和感ないんだから。