岩波文庫のカリエール著『外交談判法』を買って読みました~♪
なので、今からこの本の紹介をしたいと思います。
はじめに
『外交談判法』の著者フランソワ・ド・カリエール(François de Callières, 1645年5月14日 - 1717年5月5日)は、
17世紀後半、ルイ十四世の下で働いていた敏腕なフランスの外交官です。
『外交談判法』の原文の直訳題名は、
「主権者と交渉する方法について、 交渉の効用、大使と派遣使節の選択、この仕事で成功するために必要な資質について」
となります。
新刊のビジネス書籍で「交渉」に関する分野について、「○○流交渉術」などの本がたくさん売られていますが、
その「交渉術」本の交渉手法の内容の大半が、
1716年に出版されたこのカリエールの『外交談判法』にすでに書いてあります。
『外交談判法』の後半の内容は対人マニュアル、その対人マニュアルの内容は、
『人を動かす』デール・カーネギー(1937年に出版)の内容ともかぶります。
カリエールの名言
【最もよい説得の方法の一つは、相手に気に入られることである。】
では、この本の内容を感想を交えて紹介していきます。
「人と人との間の関係とは、各人が自分の利益を追求する取引にほかならない」
「酒は、しばしば、たいせつな秘密を洩らさせる」
つまり、交渉は利益追求のためにあり、酒はあいての本音を知れるアイテムらしい。
この『外交談判法』の中でいわれている交渉者に必要な素質はまず「注意深く勤勉な精神」が必要で快楽におぼれるようなことがあってはならないらしい。
その他に、
「正しい判断力」物事をあるがままに把握し、目標に対しては、もっとも近道で、無理のない方法でアプローチできなければならない。
「洞察力」人の心を読み取り、相手の表情のちょっとした変化をも読まなければならない。
「機略縦横の才」交渉を続ける過程における利害の調整、根回しを迅速にできなければならない。
「冷静沈着さ」思いがけない出来事にみまわれてもうまく受け答えができ、危機に陥っても分別ある解答でその場を切り抜けられる、沈着冷静さを身につけていなければならない。
「忍耐強さ」相手の言うことに、いつでもじっくりと耳を傾けて聞いていなければならない。
「自制心」何を言うべきかをよく検討しないうちにしゃべり出してしまったり、
知ったかぶりなどの見栄を張ってはならない。
「度胸」思いがけないことが起こったときに、動揺して表情が変わったり、話し方が乱れて秘密を知られてしまうなど、恐怖により自分の任務に有害な影響を及ぼしてしまうことは許されない。
などと交渉者に必要な素質をカリエールはといている。
「外交談判法」の後半の内容は対人マニュアルで、
相手の立場にたって考える、自分の重要感を持たせる、聞き手にまわる、
誤りを指摘しない、誠実な関心を寄せる、心からほめる
などのことが書いてあります。
『外交談判法』は一般企業の営業職、弁護士、その他、交渉にたずさわる人の必読書だとおもいます。現代の外交交渉本のルーツ、戦時中の陰謀渦巻くフランスで蓄積された外交ノウハウのつまった虎の巻です。
↓是非、買って読んでみてください。
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↑この本が述べていることは、人と交渉する上でペテンをしてはいけない
いかに誠意が大事か、
信頼がいかに大事かということ、
そして、信頼を得るためには変わった事をする事や陰謀をめぐらす事ではなく、
美味いご飯を一緒にたべ、酒を飲み、挨拶を忘れず、家族ぐるみで親しくすること。
そういう出費が「立派な出費」であってきわめて有益といっています。
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