半年かかってやっと入手出来た『Nikon1用タンポポチップ』 | かわうちのこ

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職業は機械設計で、若者に元気を貰って働き続けて勤続48年になりました。往復26㎞を自転車通勤しています。

デジイチやミラーレスカメラを使っていらっしゃる方々はご存知かもしれませんが、私が知っている限り、日本のショップで一社、ロシア製でベラルーシのショップで一社しか販売されていない『タンポポチップ』の紹介です。


食べ物ではありません😁その形がタンポポの花のようなので、巷ではそう呼ばれています。

カメラのマウントアダプターに取り付けて、ICの入っていないレンズをカメラにIC付きと認識させるためのチップの事です🤓


長文になりますので、興味の無い方は読み飛ばしてください😅


PPはオールドレンズが大好き😆💕。

もちろんマニュアルフォーカスですが、自分でピントを合わせて撮るのが楽しい😃

 改造レンズや一部のマウントアダプターの自作もしています。これもなかなか楽しいですわ☺️


 ミラーレスカメラはNikon V1を1台しか持っていません。

 Nikon1は、純正レンズを使うか、社内アダプターFT1を介して対応するレンズを使うか、どちらかでないと、オートではシャッターすら切らせてもらえないという、結構意地悪なカメラで、露出計さえ働かず、いわゆるフルマニュアルでしか撮影出来ません。
あの高価なアダプター FT-1は、対応するレンズならAFも使えますが、ニコンの昔の非CPUレンズではフォーカスエイドが働きません。それに、社外レンズたと必然的にFマウントよりもフランジバックが長いレンズしか使えません。 

 そこで・・

もうひとつの選択肢として『タンポポチップ』の存在を知りました。

このチップはロシア製で、ウクライナ🇺🇦の北隣に位置するベラルーシのGofoto Shopで『AF/EXPチップ』という商品名でかなり前から販売されていました。カメラのCPUを騙して、レンズをCPU付きのAF-Sレンズとして認識させることが可能というものです。しかも、MF用の各種マウントアダプターに付けるICチップなので、アダプターで使えるレンズは何でもOK。

元々は、ニコンやキャノンのMFレンズに取り付けるために開発されましたが、Nikon1用も販売されるようになりました。ニコンやキャノンのレンズ用は、Exif情報が書き込める仕様のようですが、このNikon1用はExif情報が50mm F1.4固定のようです。まあ、PPにはそんなもの必要ありませんから関係ないです。 

 PPは、数年前にニコンV1と純正レンズを2本を買ったものの、1本は故障、古いMFレンズやレンズの改造が面白くて、純正レンズはほとんど使っていません。なので、露出は単体の露出計を使ったり勘で決めたり、ビデオモードでファインダーの見た目で決めたりしています。少し面倒やけど、それが面白いところでもあるんですわ。

しか~し😅この歳になると視力の衰えと共にピント合わせが難しくなってきているので、フォーカスエイドやライブビューで拡大機能が使えるのは、何ともありがたい事なのであります。


 ニコンV1を買ってすぐにこの『タンポポチップ』の事を知って、Gofoto ShopのHPを見たのですが、その時はニコン1用のチップは売っていなかったので諦めていたのてすが、今年の6月の初旬にGofoto Shopを覗くと売っていたので、すぐに注文してpaypalで支払いをしようと支払い専用アドレスに送金しようとすると「相手は現在送金を受け取れません」と・・仕方がないのでGofoto Shopのアドレスに送金すると出来たので注文が出来ました。

直ぐにサーバーからの自動注文受付メールは来たものの、待てども待てども連絡がありません。こちらからGofoto Shopの問合せアドレスにメールを送っても音沙汰なし😂

 1ヶ月後、paypalより「Gofoto Shopがあなたの送金を受け取れないので返金します」とメールが来て返金されました。

 ベラルーシはウクライナ戦争に関係しているし、その影響かなあと思って諦めて忘れていた12月の初め、Gofoto Shopからのメールで、銀行振込ならば受け付けると連絡がありました😃 ならばとすぐに振り込み、今週、念願の『タンポポチップ』がベラルーシから送られて来ました。長い道のりでした🥴



Gofoto Shopの商品画像です


遠くのベラルーシ🇧🇾から国際郵便で送られてきました。

中身はスゴく小さな箱です。

Gofoto Shop画像と同じですな👍



Nikon1用のマウントアダプターに接着するキットなので細かい作業が必要です。

はやる気持ちを抑えて、正月休みの暇つぶしにと、お楽しみにとっておくことにしました😁