不動のミノルタX-600 電池BOXのリペア | かわうちのこ

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職業は機械設計で、若者に元気を貰って働き続けて勤続48年になりました。往復26㎞を自転車通勤しています。

電池の液漏れで電源が入らなかったX-600。

何とか復活させたいと思い、先ずは電池BOXを修理することにしました。




↓↓↓電池BOXの中をキレイに掃除

左画像はカバーで、真ん中に縦の溝があり、➖のリード線が埋め込まれて接着されていました。この黒い線なんですが、電池端子、カメラ側共にハンダ付け部が腐食して切れていて、長さに余裕が無いので、このリード線は交換します。


このリード線はΦ0.7mmと細くて、通販とかで買わないと手に入らないのですが、前にバラシたカメラの部品をゴソゴソ探したら、ヤシカエレクトロの残骸に同じ径のグレーのリード線があったので、それを使いました。
↓↓↓電池の端子に先にハンダ付け。
BOXに付けるのですが、カチッと嵌まる構造ではなくて、小さな突起に端子の穴が嵌まって位置が決まるだけで、簡単に外れるので、ゼリー状瞬間接着剤で仮止めしました。



次に➕側のリード線

これも、電池BOX端子側が切れていたのでハンダ付けし直します。

↓↓↓この赤いリード線は、長さに少し余裕があるのでそのまま使います。しかし、カメラ側の基板側を外さずに電池BOX端子にハンダ付けするのは無理なので、一度リード線を外してから電池BOX端子にハンダ付けします。


↓↓↓右側青丸の基板側のハンダを外して、赤のリード線を抜きます。

↓↓↓➖側リード線と同じく➕側リード線も取り付けます。

↓↓↓電池BOX端子のクッション材を戻します。


↓↓↓電池BOX裏面
➖側リード線を溝に入れて、接着剤で固めます。

↓↓↓表側

↓↓↓電池BOXの中

次回は、電池BOXに電池を入れて通電チェックをしてから、リード線をカメラ側にハンダ付けして、BOXをカメラに取り付けます。



今回↑↑↑の画像は、フラッシュ付きのオールドコンデジで撮影しました。

20年以上前に買ったコンデジですが、全く故障せず現役です。僅か200万画素ですが、明るいライカレンズで良く写ります。

記録媒体は初期のSDカードなので、今時売ってませんけど😅


LUMIX DMC-FZ1

総画素数211万画素の1/3.2型CCDセンサー、ライカDC VARIO-ELMARITの35mm判換算35-420mm相当F2.8の12倍ズームレンズ。光学式手ブレ補正「MEGA OIS」を搭載。