蛇腹式カメラを買った | かわうちのこ

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職業は機械設計で、若者に元気を貰って働き続けて勤続48年になりました。往復26㎞を自転車通勤しています。

『あるもの』を探しにハードオフへ行ったんですが、目ぼしいものが無くて、気になった蛇腹式カメラを、見つけて買ってきました😅


NKK 西田光学 Wester S2

ブロー二フィルムを使う6×6フォルダーのカメラです。レンズが全群移動するヘリコイド、距離計連動、オートマット、と蛇腹のカメラとしてはかなり良い仕様の中判カメラです。

1950年代に製造されたものですかね。



完全ジャンク品です。

シャッター切れません、絞り動きません、ピントリングは外れて空回り、外見ボロボロ🤪


前から気になっていた、蛇腹式カメラの構造を知りたかったのと『あること』に使えるかもしれないと思って、ワンコインほどの値段だったので購入。


このカメラのメーカーを調べてみました。


西田光学は、 1936 年から 1958 年までカメラ、レンズ、シャッターを製造していた日本のメーカーです。

主に「Wester」ブランドで他社向けのレンズとシャッターを製造していました。この社名は、社名「ニシダ」をアレンジしたもので、「西」を意味する「ニシ」と「西」を意味する「西」の2つの部分から構成されています。「Wester」の後に「Northter」ブランドが一部のシャッターにも使用されました。

同社は 1940 年代初頭に、Wester または Semi Westerと呼ばれる最初のカメラを発売しました。 1945年以前は同社の唯一のカメラモデルでした。1943年当時の会社の正式名称は西田光学機械製作所で、住所は1935年東京都滝野川区滝野川町にありました。

戦後、同社は西田光学工業株式会社と呼ばれ、おそらく同じ建物内に拠点を置いていたと思われます。


外見は、かなりボロボロです。
磨いても観賞品にはなりませんわ。
使い倒された雰囲気があります。



カバーは開き、レンズが出てきた。
外見の汚なさほどてはなく、まあまあキレイですけど・・絞りとかのリングは廻るけど、レンズは固着しているようで、何も動きません。

それにしても、心を惹かれる素晴らしいメカですな😲

レトロなカメラですが、骨董品を飾っておくような趣味は無いし、修理してもこのフィルムだと使え無いし、この75mmのレンズを取り出して使うつもりもありません。

『あること』に使えないかと・・また改造なんですけど、外見から使えるかもしれないと思っているんですわ🤔

分解して見通しがあれば、また載せたいと思います😁