Altixマウントアダプターを作る~カメラのマウント分解 | かわうちのこ

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utchiePP
職業は機械設計で、若者に元気を貰って働き続けて勤続48年になりました。往復26㎞を自転車通勤しています。

先日手に入れた、Altissa Altix Vというカメラ。



↑↑↑の投稿で、現代のフィルムが使えないと書きましたが、今日、元から入っていたフィルムを巻き取って抜いたら、普通の35mmカラーフィルムでした😅

ただ、巻き取り側のスプールが差し込んであるだけで外れるようになっていて、フィルムの溝はなく、セロテープで止めてありました😁

フィルムとスプールを、下から挿し込んで入れるやり方なんですね。


シャッターもちゃんと動いているようですが、PPはこのカメラを使う気がない、というより距離計もついていないので使えません🤪

目的は、このカメラに付いていたイエナ・テッサーです😁

レンズを使うためには、この特殊なAltixマウント何とかしないと・・ということで、Altixマウントアダプターをこしらえることにしました。


先ずは、このカメラからマウント部を頂くために、マウントを分解するところから始めます。

マウント部が外れたら、その構造と、レンズマウントから先の厚み、外径を計って、相手マウントをどうするか決める事にします。


どうやって外すのか、ネットの情報もなく、眺めたり触ったりしていましたが、ネジがありません😅
↓↓↓右上がマウントてすが、このマウント面の奥の黒い面に、2ミリほどの穴が対面に2個あったので、この穴にラジオペンチの先を差し込んで反時計廻りに緩めると、マウント部が抜けました。
次はシャッター部。
画像の下段真ん中のシャッター目盛り板の上に、右下の、周りにギザギザの付いた薄いリングがあったので、それをノギスのクチバシを使って反時計廻りに緩めると、シャッター目盛り板とダイヤルが外れました。
このリングには1ヵ所、緩み止めのような小さなピンが差し込んであるので、それを上手くかわして緩める必要があります。


素晴らしくて複雑なシャッターのメカ😮
厚さを稼ぐのに、このシャッターユニットも外筒ごと使いたい!
でもまた、これの外しかたがわからん🤔
革を剥いで、ネジを探す・・シャッターの台座部分が外れるはず。
何と、ネジ穴にフタがしてあって、その中にネジがありました。左手がフタした状態で、右手が嵌め込みのフタを取った状態。

台座を外しましたが、単なるカバーでした😌

これは、またねじ込んであるな🤔
フイルム側からシャッター幕を覗くと・・・
↓↓↓ありました! 全周4ヵ所に溝が切ってあるリング。
これは奥の方にあるので、またまたラジオペンチの先を引っ掛けて、反時計回りに緩めると、やっとシャッターユニットを外す事が出来ました 。
(*’ω’ノノ゙☆パチパチ


このシャッターユニットまでを使えば、厚さが稼げるので、案外簡単に出来るかも😁


続きは、また明日以降のお楽しみと言うことで、今日はここまでで終了にしました。