旧東ドイツのドレスデンにあった、アルティッサ社のアルティックス (Altissa Altix) というカメラのジャンク品を安値で手に入れました。
前に投稿した、ペトリのレンジファインダーよりも更に古い1950年代のオールドカメラです。外観はかなりボロい。
このペトリと比べると二まわりほど小さくて、こんなに小さいとは、開けてビックリです。持って歩くのには便利そうですが、現代のフィルムはそのままでは使えないし、目測式の撮影などPPの手に負えません😅
飾って置くわけでも無くて、目的はレンズなんですわ👆
このカメラは、BOXカメラの進化系とも言える、シンプルに暗箱とレンズという関係を保っていて、距離計は付いていません。
ファインダーは超小さくてスゴく覗きにくいし、フィルムの巻き上げ、巻き戻しはノブ。
おまけに、シャッターを切る前にレンズの上にあるレバーを倒してチャージしなければならない面倒さ・・☺️ でも、良い顔してますね👍
本体には大きくAltixと刻印があるだけで、型番が全く解らないので、主に海外サイトで調べてみました。
レンズ交換式でこの外観ならAltix Vですね。
Altix が斜体で刻印されていて、その横にシャッターの XMV 設定を示す小さな窓が付いているので後期バージョン。
レンズの左側にある灰色の遅延ボタンと、ビューファインダー前面ガラスを固定する 2 本のネジが無い。更に、シャッターはTemporではなく
Prontor-SVSなので輸出バージョンだと思われます。
さて・・欲しかった目的のレンズです。
レンズ単品だと、ジャンクでも買えるお値段ではないけれど、ジャンクのセット品でビックリの安値で落札しました。
このマウントは、スゴく精巧に出来ているので、レンズを使うならレンズマウントを改造するよりも、カメラ側のマウントを生かしたいと思っています。マウントの奥のシャッターのデザインにも惚れてしまったし☺️
カメラ側のマウント、シャッターを分解してみないと何とも言えませんが、Altix-L39かAltix-LMのアダプターを自作しようと思っています😁