超安価で手に入れた Canon TV 12.5mm F1.4
前回の投稿で、マウント部外径が大きく、Cマウントアダプターに嵌まらなかった事を書きましたが、今日、C-N1アダプターを改造しました。
旋盤があれば、１０分程で出来てしまうのですが、手作業では段取りから面倒です。
先ずは、穴ぐり用のジク作りから。
水槽作りに使った、5mm厚さのアクリル残材から、アダプターの穴にピッタリ嵌まる円盤を、ホールソーで切り取ります。
少し叩き込む位に出来ました。
アダプターの凹部径は40mm。レンズは44mmなので、45mm位までホールソーで広げます。
切断径が調整出来るホールソーです。
いよいよ、アダプターの加工です。
材質がアルミ合金なので、削るのは割りと楽ですが、手持ちの電動ドライバーだと、垂直に保つのが一苦労です。
こんな感じで、深さ3mm程削って元の凹部と面一にする必要があります。アダプターの残りの厚みが0.5mm程しか無いはずなので、深すぎると壊れます。削られたアダプターは熱を持つので、水をかけながら慎重に❗
何とか加工が終わりました。
穴の外周の黒い部分が、レンズのネジプランジが当たる処なので、削ってしまうとフランジバックが狂ってしまいます。
上手く出来ました😀
試しにレンズをネジ込んでみると、奥まで入って、ピントリングも軽く廻りました。
強度も問題なしです👍
最後に、削った部分に黒ラッカーを塗って完成。
明日は、待望の試し撮りです o(^o^)/