昔のレンジファインダーカメラのレンズを取り出して、ニコン1で使えるように改造中です。
YASHINON 35mm F1.8
このレンズ、フランジバックが短くて苦戦しそうです。でも、レンズに付いているシャッターを解放しなければ、長さを合わせる事が出来ません。
昨日は、フランジバックの測定とレンズの取り出しまでは何とか出来たので、今日はシャッターを解放固定するために、レンズの前玉から分解しました。
レンズの分解には『カニ目レンチ』なる専用工具が必要らしいのですが、PPはそんな物は持っていないので、機械屋の必需品であるノギスを使いました。プロ用のを持っているので、
内側ジョウ、通称クチバシを使って固定ネジでロックすれば難なく使用出来ました。
銘板は、細いネジ付のリングで止めてあるようです。先ずは、ネジ部に無水アルコールを染み込ませます。次に、リングの切り欠きにノギスのクチバシを合わせてロック。反時計回りに回すと難なく外れました。
しかし・・こんな細いネジ付のリング、良く作れるなぁ。機械屋の常識では考えられない f(^_^;
何の役目をするのか分からん薄い板、絞りリングは上へ抜くだけ。
要らなそうな部品は付けずに、組み直しました。レンズも無水アルコールで拭いておきました。絞りとピントの動きは良好です (*^ω^)
後から気が付いたのですが、画像下端のカバーリングは、何故か左ネジでした。
後は、如何にしてニコン1マウントにするかです。今のところ、ライカM39 - N1のマウントアダプターの、M39ネジの部分を抜いた物を改造して使おうと思っています。
仮にカメラに付けられるようになったので、次はピントの確認をしたいと思います。計算上はアダプターを削らないと、無限は出ないです。
さて、どうなりますやら・・ (;´゚д゚)ゞ