背面濾過水槽の自作過程を綴っています。
背面濾過槽に貼りつける、擬岩バックボードの製作中です。今回はその4回目、最終行程のモルタルのアク抜きです。
バックボードの製作を始めて2週間、アク抜きは1週間かかりました。
ネットでライブロックレプリカのアク抜きを検索すると、アクア用のアク抜き剤を使用すると、短時間で確実に出来ると言う記事が多い一方で、中には水を換えて2日ほど浸ければ良いと言う記事もあり、よく分からないところです。
市販のアク抜き剤は結構お高いので、特に急ぎの訳でもないし、とりあえず水に浸けてみました。大きな入れ物が無いので、現物の水槽に水道水を張ってバックボードを入れ、ポンプで撹拌、あまりにも水が冷たいのでヒーターを入れました。
1日経って様子を見ると・・あまり見かけに変化はありません。

PHを測ってみると、かなり高い値。
水を換えてさらに放置します。

2日後。
水が白濁して、アク?の泡が浮いています。

裏返して測定すると・・・
PHはあまり下がらず。
水を換えましたが、このままでは1週間経っても中和するかなあ・・・。

そのまま放置して2日、アク抜き後4日が経って、更に白濁して泡がかなり多くなりました。PHは9.2まで上昇していました。
アクが抜けたと期待して、ひとまずミョウバン水は終了。
汚れた水槽とバックボードを水で洗い、更に水に浸けて1日放置することにしました。
しかし・・・
翌日に測定してみると、PHは8.6。
まだだった ( ノД`)…
ダメなら、もう一度ミョウバン水に浸けるつもりで、オマジナイに・・やはり料理のアク抜きにも使う酢を少し入れておきました。
そして1日置いた今日、水はキレイな透明のままです。
気になるPHは・・・
どうやら、中和したようです。
全体の色が、心根しか白っぽくなったように見えます。
アク抜きに、丸6日かかりました。
これから乾燥させて、次は濾過槽に接着です。