背面濾過水槽自作 ⑫ | かわうちのこ

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職業は機械設計で、若者に元気を貰って働き続けて勤続48年になりました。往復26㎞を自転車通勤しています。

背面濾過水槽を自作しています。


6ミリと5ミリ厚のアクリル板で、オーバーフローする濾過槽を作って、45㎝ x45㎝ x 高さ50㎝、厚さ8㎜ の水槽に沈めます。

実総水量は60㍑位と想定しています。


前回、完成した濾過槽の水の流れをテストの様子を投稿しまたが、フロー菅の径が小さ過ぎて、計画している流量を流せないことが分かりました。

テストしたポンプで、全水量の1時間あたりの水の回転数は約10回転。それでも、オーバーフローの水位が上がりすぎていて、計画している最大15回転をさせるためには配管径を上げる必要があります。


現在の塩ビ配管径20を25に変更です。

塩ビ配管を一部濾過槽に接着しているので、取り外すためにジグソーとノコギリで切り取り、濾過槽に少々キズが付きましたが、何とか取り外すことが出来ました。

その後、ホールソー、ドリル、ヤスリを使って穴を広げます。塩ビ配管が大き過ぎて、元の構造では取り付かないので、付け方を変えました。


先ずは、ウールマットボックスの排水口。

下面に直接接着しました。

接着剤は、アクリルサンデーの塩ビ用とアクリル用を半々に混ぜたものを使用。

強固に接着出来たみたいなので、大丈夫!


次は、オーバーフロー部とウールマットボックスを継ぐ配管です。
ウールマットボックスは取り外す必要があるので、水栓エルボとソケットのネジで接続しますが、前回は、オーバーフロー部に水栓エルボを接着していました。
しかし、スペースが狭く、穴をそこまで大きく出来ないため、接着せずに、間にステンレスニップルを介して締め付けるように変更しました。
ソケットはネジ部を残してカットして、ナットの代わりに使います。



セットすると、こんな感じ。
ソケットを加工したナットは、径が大き過ぎてスパナやプライヤーで回せないため、側面に8ヶ所の小さな穴を開けて、そこに細い棒を挿して締め付けるようにしました。
もう、目一杯の配管径です。

最後に、オーバーフローする部分のエルボ上端に、径違いソケットのラッパ部を切り取った物を接着して、流入部径を大きくしました。



さてさて・・
水の流れは改善したのでしょうか。