いわゆる二時間ドラマというのが私は好きなんです。
私の実家は寿司屋でして、小学校の頃から夜はひとりで留守番をしていました。
平日は夜9時に寝るのが決まりでしたが、土曜日だけは何時まででも起きていていいというルールでした。
土曜日に遅くまで起きていると、夜食として寿司にありつけることが多々ありました。
当時夜7時から「まんが日本昔ばなし」「クイズダービー」「8時だよ全員集合」と9時まであっという間です。
問題は9時以降、しかも大分は当時民放が二局、NHK総合、NHK教育と四局しかありません。
そこで土曜ワイド劇場を見始めました。
当時の土曜ワイド劇場は
・トラベルミステリー(愛川欽也・三橋達也主演)
・江戸川乱歩シリーズ(天知茂主演)
・家政婦は見た(市原悦子主演)
・幽霊シリーズ(田中邦衛主演)
・牟田刑事官事件ファイル(小林桂樹主演)
・京都殺人案内(藤田まこと主演)
・混浴露天風呂連続殺人(古谷一行・木の実ナナ主演)
・高橋英樹の船長シリーズ(高橋英樹主演)
・美女殺しシリーズ(愛川欽也主演)
・金田一耕助シリーズ(小野寺昭主演)
・フレンド旅行社シリーズ(愛川欽也主演)
・密会の宿りシーズ(松尾嘉代主演) などなど
とても小学生が観るものではありません
ちなみに大分では火曜サスペンス劇場(火サス)は数日遅れの土曜の昼にやっていたので観ていませんでした。
まずオープニング、トラウマになりそうなほど当時は怖かった。
と同時にこれから始まるドラマへの期待感でワクワクしました。
小学生の頃は人間関係や犯罪の動機など難しくてわからない事が多かったような気がします。
あとちょっとHなシーンも・・・・。
しかし最後の30分でトリックを暴き犯人に手錠をかけるシーンを見ると胸がスーッとしたものです。
やな子供だなぁ
あれから35年、二時間ドラマ愛はまだまだ続いています。
これからも少しずつブログに書いていこうと思います。