ラベンダーが見頃となり、富良野観光がハイシーズンを迎えている。ファーム富田は、人、人、人。
札幌・南沢神社境内にラベンダー発祥の地碑がある。
北海道のラベンダーの歴史は、昭和15年(1940年)に八垂別(はったりべつ)現札幌市南区南沢)の曽田香料が16.4haのラベンダーを植え付けたのが始まりだ。翌年、発足(はったり)村(現在の共和町)にも46ha植え付ける。
昭和17年(1942年)、八垂別、発足の農場に蒸留機が設置され、日本最初のラベンダーオイルが採取される
偶然にも「はったり」という地名です。アイヌ語で川の淵という意味。
ファーム富田がある中富良野はニセコより後で、昭和27年(1952年)から栽培が始まる。
昭和45年(1970年)にラベンダー栽培がピークになった途端、合成香料と貿易の自由化により買い上げ価格が下落する。3年後には香料会社がラベンダーオイルの買い上げを中止したため、ラベンダー畑は姿を消した。
ファーム富田ではその後もラベンダーの栽培をつづけて再生を図っていた。
転機が訪れたのは昭和51年(1976年)国鉄のカレンダーでラベンダー畑が全国に紹介されたのである。
次第に観光客が訪れ始めると、ポプリやサシエ(匂い袋)を作り、玄関先での販売を始めた。独自に蒸留を始め、ラベンダーオイルの抽出に成功すると、香水や石鹸なども販売するようになる。
ファーム富田に行ってラベンダーをみたいと思ったのは、TVドラマ「北の国から」を観た時だ。今はインバウンドや修学旅行生中心で、記憶にある人は少ないと思うがこのシーンです。
富良野の夏はラベンダーとメロンです。
メロンとラベンダーの2色ソフトをいただきました。
珍しい白いラベンダーもありました。
トンボが止まっている。
早くも秋の気配だ。