♪ 雪の重さに 耐え抜いた 耐え抜いた
ライラックの小枝に 花が咲くころ
さっぽろ雪まつりキャンペーンソング「好きですサッポロ」
森雄二とサザンクロス(1981年)
歌人の吉井勇は、1955年(昭和30年)に札幌を訪れ、『家ごとに リラの花咲き札幌の 人は楽しく生きてあるらし』と詠んだ。
英語でライラック、仏語はリラです。
札幌のライラックは、北星学園の創設者であるサラ・クララ・スミス女史が、1890年にアメリカに一時帰国した際に、自分の庭のライラックの苗を札幌に持ち込んだのが始まりとされている。冷涼な札幌の気候に適して街中に広まった。
昭和35年、市民投票によってライラックは札幌の木として選定された。ニセアカシアとの差は僅差だったそうです。ちなみに花はスズラン、鳥はカッコウになっている。
札幌出身の小説家渡辺淳一著「リラ冷えの街」
ライラックが咲く頃、オホーツク海高気圧の影響で寒さが戻ってくることがある。これを「リラ冷え」と呼ぶ。
約400本のほぼ満開となったライラックが咲く大通会場は5月15日(水)~5月26日(日)までグルメや催しが楽しめる。
市民1000人にライラックの苗木が無料配布され30分ほどで終えた人気だった。
毎回行くのが大通7丁目会場ライラックワインガーデン2024だ。
道内40社を超えるワイナリー&ヴィンヤードから総計200種以上の道産ワインを提供している。
開催を祝うかのような好天の中、海外からの観光客の姿もあり、各飲食ブースは賑わっていた。