♪ 君をたずねてめぐれば湖は 碧い愁いの瞳をうるませて~
洞爺湖 洞爺湖 洞爺の湖畔
「洞爺湖畔の夕月に」
作詩:時雨音羽 作曲編曲:渡久地政信
唄:三浦洸一
札幌から車で約2時間、支笏洞爺国立公園内にあり、虻田郡洞爺湖町と有珠郡壮瞥町にまたがる洞爺湖には年間300万人の観光客が訪れる。
洞爺湖は、東西約11km、南北約9km、ほぼ円形の約11万年前の大噴火によって形成されたカルデラ湖だ。北海道の屈斜路湖、同じ支笏洞爺国立公園の支笏湖に続く国内3番目の面積を誇る。中央に浮かぶ中島は約5万年前におきた火山活動によってつくられた溶岩ドーム。湖の最大水深は180mもあり、国内で6番目だ。
外輪山の有珠山は、札幌管区気象台が観測機器を設置している常時観測火山で2000年3月31日の水蒸気爆発は記憶に新しい。洞爺湖有珠山ジオパークとして「日本ジオパーク」「世界ジオパーク」に登録されている。
また、「日本百景」「新日本旅行地100選」「美しい日本の歩きたくなるみち500選」にも選定されている。
洞爺湖温泉は、1917年(大正6年)6月、三松正夫、杉山春巳、安西岩吉の3人が湖岸で43℃の源泉を発見したことから始まる。
20:45~21:05までの20分間行われている第42回洞爺湖ロングラン花火大会を見物し就寝。
洞爺湖(とうやこ)のことを北海道の方は「どうやこ」と言いますね。これは訛りです。
♪ 羊蹄のぞく湖はるか 忘れぬ人の面影消えず
洞爺湖 洞爺湖 洞爺の湖畔
朝早起きして湖畔を散歩した。
♪ ピリカメノコのあの歌かなし 丘のチャペルに夕月ほのか
洞爺湖 洞爺湖 洞爺の湖畔
クロユリが咲いていた。
以前はアイヌネギと言っていた行者ニンニクにネギ坊主が出来ていた。
洞爺湖温泉へ行ったら、ここは訪れたい。国の特別天然記念物に指定されている昭和新山だ。昭和19年(1944年)に始まった噴火活動で私有地に隆起した。
室蘭から観た左は有珠山(標高737m)、右の小さいのが昭和新山(標高398m)。
戦時下であったが、壮瞥郵便局長だった三松正夫が観測記録を残していた。現在の所有者は三松正夫の孫娘と結婚した三松正夫記念館館長の三松三朗である。