夕方,制服姿の高校生たちが,【寒いー】と言いながら,

コンビニの肉まんを食しておられました

いやはや,肉まんから漂う湯気を,わたしは見逃しませんでした物申す笑

火曜日,お疲れさまです

 

今日は,同職種の先輩に日々の臨床の困りごとについて

相談する日(指導を受ける日:SVの日)でした

 

Covid-19の蔓延のおかげで

それまで対面指導のみだったのが,オンライン指導も可能となり

わたしは,もっぱら自宅でオンライン指導を受けるようになりました

 

そんなわけで,今回も,わたしは画面越しに指導者の顔を見ながら

約15分に渡って,自分の困りごとを報告し

その後,約40分に渡って,指導者からの質問に答え

最後の5分間で振り返りするという濃密な1時間をすごしておりました

 

なぜ,このようなことをお話しするのかと言うと

昨年11月に書いた以下記事のアクセス数が,意外や意外,非常に多いのです

 

 

残念ながら,どのような方がアクセスしてくださっているかは分からないのですが

カウンセリングと世間話・井戸端会議の違いを知りたいとお思いの方は多いようです

(ご訪問いただき,ありがとうございます)

 

もちろん,カウンセリングと,心理士が心理士に相談するSVとは

厳密に言うと異なることが多いです

ただし,基本姿勢は変わらないと,わたしは思っています

 

すなわち,基本姿勢とは…

相手と良い関係を維持しながら,相手の気づきに焦点を当てる

共有した内容を振り返り,記憶の強化を図る

の二点は,世間話や井戸端会議と異なるかもしれかもしれません

 

 

人生経験が長くなるにつれて,少しずつ【失敗しないやり方・考え方】というのが見えてきます

人によっては,人間は痛い目に遭わないと分からない(実感しない)と思う人もいれば

自分と同じような失敗をさせまいと,事前に【転ばぬ先の杖】の如く,訓示を伝える人もいるかもしれません

人それぞれです

 

 

一方,カウンセリングは,来談者の行動から見えてくる【危うさ】よりも,

来談者の方々の【変わりたい(相手が変わるために自分はどう変わると良いかも含め)】の意志確認を

マジMUST案件とする大事にします

すなわち,相手に【変わりたい】といった意向があるかの確認は,

必要最低確認事項になります

もちろん,中には【変わりたい】と思えるよう介入することもありますが

基本的には,来談者が【変わりたい】と思われたところが,カウンセリングのスタート地点です

なぜなら,【変わりたくない】人を【変えようとする行為】ほど,

関係性を悪くするものはないからです

 

さらにカウンセリングでは,

【何ができるか】といった解決方法を含む多くのヒントは来談者の中(経験・信念)にあると考えます

そのため,こちからの一方的なアドバイスは意味がないと判断し

来談者自身が,来談者の中に潜む無自覚な強み(解決策・解決後のイメージは,彼ら自身の心の中にある)に

気づけるよう関わるのがカウンセリング!といっても過言ではないかもしれません

結果,質問の回数・時間が,世間話と比べると多い・長いのが,

カウンセリングの特徴と言えるかもしれません

もっと言うと,言うつもりがなかったことまで答えてしまった

という感想は,カウンセラー初心者にはとても喜ばしい感想かもしれません

 

 

気を付けなければならないのが,質問することに抵抗がなくなると

相手にとって【警察の取り調べかよ!】という状況を作り出しかねないのも事実です

そのバランスが重要となってくるわけですが,それはまた次の機会に驚き

 

 

今日も,わたしの哲学にお付き合いいただき

ありがとうございます花