その時
一瞬で何かが砕け散った
冬が来る前に
冷たい風が
心凍らせる
ねぇ…
月の無い夜に
何を頼りに
歩けばいい?
☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・☆*:..☆.。
秋はいつのまにか 何処かへ行って
寒空は もう 冬の気配
君を想いながら過ごした季節が
春夏秋と過ぎて
もうすぐ冬になろうとしてる…
冷たい風が吹くと
君への想いが 少し揺らいで
虚しさが胸いっぱいに広がる
こんな気持ちになるのは
きっと
この鈍色の空のせい
乾いた木枯らしのせい
変わり続けるこの世界の中で
たった自分ひとり
取り残されたみたいに
焦燥感が渦巻く
本当は
この鮮やか過ぎる街に
似つかわしくない君なのに
普通な都会の一部に
同化して行く君は
見たくない