朝夕、だいぶ暖かく過ごしやすくなってきました。
遅咲きの桜。八重桜などが、いまだちらほら、
風に運ばれて、玄関先にも花びらを散らします。
でも、油断は大敵。。
ほんとに… 目先の欲望だけ人間で、
理性のかけらも無い奴だとは今更気がつくのですが、
「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」シーズン2が、
6月17日配信開始なので登録したUnextで、
課金するとNHK番組も一部見ることができるので、
興味のあったものを見てみました。
Unext 意外に頑張っています。
48話 の大河ドラマは、まずいなあ、と思いつつ、
「鎌倉殿の十三人」や「光る君へ」などをパラパラ。
若き北条義時、源頼朝などを中心に進行する「鎌倉…」、
平安、鎌倉あたりの時代背景は好きで、
まず、衣装や屋敷の造りに興味をそそられます。
現在進行中、ほぼ同時代の「光る君へ」では、
貴族の若者たちは、主に狩衣(かりぎぬ)姿で、
「鎌倉…」武士たちの着衣は…ほぼ直垂(ひたたれ)、
まあ、それは当然なのですが、
平安貴族の出で立ちとしては、普段着とは言え、
予算の関係なのか、前者の狩衣が意外に軽過ぎ、
股立ちをとった直垂の立ち姿に目を奪われたりします。
衣装のデザインが悪くないので。
山ほど見ている中国時代劇も豪華ではあるのですが、
比較してみても、いずれも、かなり優美、かつ
格調高く見えるのは、歴史的な背景の違いでしょうか。
日本には王朝の交代がないこと。
一千年の時を超えて残存する建築、造形、伝統などが、
京都や日本各地で、戦火を逃れて多いせいもあるかと。
「鎌倉…」の想定、人物造形のあり方も興味深く、
主要人物の理想化を行わないところなども好ましい。
コミカルさや、日々の幸せを織り交ぜつつ、
終わりのない人間同士の欲望と迷い、
しがらみや葛藤、
拮抗する勢力がもたらす戦いの日々を終わらせる為、
権力の集中と支配、独裁に至る、
辛抱熟慮という名の、血まみれのたくらみ、
清新無垢な心が、策謀にからめとられ、
変心していく過程、経緯が無理なく描かれます。
プロットに、違和感がないとは言わないのですが、
秀逸な、面白い作品だなとは、さすがに感嘆しました。
それにしても、ここのところの一気見…と言うのは
さすがに体調に悪影響が大きくて、
眼もぼろぼろ、眩暈やら、嘔吐やら、
多分眼だなと思って、眼科に行ってみると、
白内障、だいぶ進行していますよと言われてしまった。
まあ、そうよね、とは思います。
一日二日して、だいぶ元気にはなったのですが、
眼は、なんにしても手術が必要。。
自重 。。
。。